パイ中間子 意味
- 中間子 ちゅうかんし ③ 〔meson〕 整数スピンをもつ素粒子のうち,ハドロンに属するものの総称。π中間子,K 中間子など二〇種以上ある。メソン。
- π中間子 パイちゅうかんし ⑤ 素粒子の一。記号π電荷は正・負の電気素量と中性の三種。スピン 0 。質量は電子の約二七〇倍。電荷をもつものは平均寿命約 2.6×10-8 秒でミュー粒子とニュートリノに,中性のものは 10-¹6 秒で光子に崩壊する。ハドロンのうちの中間子(メソン)に属し,核力を媒介する。パイオン。パイメソン。
- ミュー中間子 ミュー粒子
- ペイ中 ペイちゅう
- 中間 ちゅうかん ◎ (1)二つの物のほぼまんなか。また,二つの物の間。 「 A 駅と B 駅の―に新駅を設ける」「生産者と消費者の―にある流通機構」 (2)物事の程度・性質などが極端でないこと。どちらにも片寄らないこと。 「―をとる」「―派」 (3)物事が進行している途中。 「―発表」 ; ちゅうげん ◎ ※一※ (名) (1)二つの物事のあいだ。あいだ。ちゅうかん。 「彼
- パイ 【牌】 〔中国語〕 麻雀用の駒。普通,竹に象牙(ゾウゲ)・骨材などをはりつけたものが使われる。全部で一三六個。 ; 〖pi; Π ・π〗 (1)ギリシャ語アルファベットの第一六字。 (2)〔数〕(ア)円周率を表す記号(π)。(イ)相乗積を表す記号( Π )。
- 世間子息気質 せけんむすこかたぎ 浮世草子。五巻。江島其磧作。1715年刊。種々の職業・階層にみられる町人の息子の偏奇的な性癖を気質(カタギ)として滑稽に描いたもの。気質物の第一作。
- 中間に 間を隔てて; 間に
- 中間の 中央の; 間の
- 中間体 ちゅうかんたい ◎ 「中間生成物」に同じ。
- 中間圏 ちゅうかんけん ③ 大気圏のうち,成層圏と熱圏との中間に位置し,高度約50~90キロメートルにわたる領域。気温は,高度50キロメートルでの摂氏約〇度から,高度90キロメートルでの氷点下約八〇度へと低下する。
- 中間層 ちゅうかんそう ③ 「中間階級」に同じ。
- 中間帯 弱光層; いずれともつかない領域
- 中間態 ちゅうかんたい ◎ 〔middle voice〕 ギリシャ語などにある,能動と受動の中間の機能をもつ動詞の態。主語の行う動作が主語に対して,何らかの影響,ないしは利害関係をもつことを表す。中動態。能動受動態。
- 中間数 中央値
例文
- パイ中間子の英語読み (Pion) 。
- 物理学で、パイ中間子を表す。
- 原子核内で核子同士をまとめておく力についてはパイ中間子に詳しい。
- 原子核内で核子同士をまとめておく力についてはパイ中間子に詳しい。
- 反陽子は、陽子と衝突すると対消滅を起こして数個のパイ中間子などになる。
- 後に、本当に力を伝達するパイ中間子(ミュー粒子に崩壊する)が発見された。
- 入射粒子には原子核、核子、パイ中間子、電子、ミューオン、光子など、いろいろなものがある。
- 電荷を持たない粒子であるため、中性のパイ中間子のようにそれ自身が反粒子である可能性がある。
- セシル・パウエルの率いるチームが、1947年に実験によって電荷を持つパイ中間子を発見した。
- メソンはスピンが整数のボソン(ボース粒子ともいう)で、パイ中間子、K中間子はこれに含まれる。