ベンガラ 意味
- 〖(オランダ) Bengala〗
(1)〔インドのベンガル地方で産したことから。「弁柄」「紅殻」とも書く〕
赤色顔料の一。酸化鉄(III)(Fe2O3)を主成分とし,着色力・耐久性が強い。塗料やガラス・金属板の研磨剤などに用いる。鉄丹。べにがら。
(2){(1)}のような暗く黄がかった赤色。
(3)「ベンガラ縞」の略。
- ベンガラ-じま [0] 【―縞】 江戸時代,ベンガル地方から輸入した縞織物。また,それを模した織物。多くはたて縞で,綿あるいは綿と絹の交ぜ織り。ベンガラ。
- ベンガラ-ぬり [0] 【―塗(り)】 ベンガラを塗ること。また,塗った物。
- ベンガラじま 江戸時代,ベンガル地方から輸入した縞織物。また,それを模した織物。多くはたて縞で,綿あるいは綿と絹の交ぜ織り。ベンガラ。
- ベンガラぬり ベンガラを塗ること。また,塗った物。
- ベンガラ-つむぎ [5] 【―紬】 ベンガラ縞の紬。
- ベンガラつむぎ ベンガラ縞の紬。
- ベンガジ 〖Benghazi〗 リビア北東部の地中海に臨む港湾都市。石油開発により発展。精油・食品工業が盛ん。
- ベンガル 〖Bengal〗 (1)インド北東部,ガンジス川とブラマプトラ川下流のデルタ地帯。地味豊かで,ジュート・米の産が多い。インド独立に際し,東パキスタン(現在のバングラデシュ)とインド(ウエストベンガル州)とに分割。 (2)ネコの一品種。アメリカ原産。短毛種で毛質は光沢があり,大きくはっきりした斑を持つ。彫りの深い顔立ちと筋肉質の体にたくましい四肢が特徴。
- ベンガルご バングラデシュの公用語。インド-ヨーロッパ語族,インド-イラン語派に属す。 →ベンガル語
- ベンガル-ご [0] 【―語】 バングラデシュの公用語。インド-ヨーロッパ語族,インド-イラン語派に属す。
- ベンガル-わん 【―湾】 インド洋北東部,インド半島とインドシナ半島との間にある海域。
- 西ベンガル 西ベンガル州
- アンガラ 〖Angara〗 ロシア連邦,シベリアのエニセイ川上流の支流。バイカル湖に源を発し,北西流して本流に注ぐ。
- リンガラ 〖lingala〗 ⇒スークース
例文
- ベンガラです - さびね
- チームカラーはベンガラ色(琉球血赤)。
- ベンガラ色の赤い町並みで知られる。
- 首里城 - 復元時に建物をベンガラ色に塗った。
- 装飾には赤色のベンガラ(第二酸化鉄)が使用されている。
- FC琉球 - チームカラーとしてベンガラ色を採用している。
- 赤根沢の赤岩〔砂ヶ森字赤根沢〕(県天然記念物)[2]、ベンガラの産地。
- 石室の奥壁にはベンガラで魚や同心円(日・月)、竜文、三角文を描いている。
- 以来250年にわたり、紅柄の原料となる緑礬(ローハ、ベンガラとも呼ばれる。
- また、吉岡銅山の再興・弁柄(ベンガラ・酸化第二鉄を主成分とした紅色の粉末。