一寸試し 意味
読み方:
意味携帯版
- いっすんだめし ⑤
少しずつ切り刻んで,なぶり殺しにすること。一分(イチブ)だめし。
「白状せぬと―/浄瑠璃・忠臣蔵」
- 一寸 いっすん ③ (1)一尺の一〇分の一。約3.03センチメートル。 →寸 (2)短い距離・時間・寸法。わずかなことのたとえ。 「―たりとも動かさない」「―のばし」「―きざみ」 〔副詞的用法の場合,アクセントは ◎〕 ――先は闇(ヤミ) 未来のことは全く予測することができないことをいう。 ――下は地獄 薄い船板一枚の下は底深い海である。船乗りの仕事の危険なことにいう。板子(イタゴ
- 試し 試行; トライヤル; 試用; 験; 試み; 験し; 験しに; 小手調べ; テスト作業; 試; トライアル; 試すこと; 小手調; 試験; テスト
- 一寸も ちょっとも ③ (下に打ち消しの語を伴って)ちっとも。 「―気がつかない」
- 一寸・鳥渡 ちょっと ①◎ ※一※ (副) 〔「ちっと」の転〕 (1)数量・程度などがわずかなさま。時間が短いさま。 「もう―で母の背丈を越す」「―目を放した隙に」「絵を―習ったことがある」 (2)軽い気持ちで行うさま。特に何という考えもなく行うさま。 「―行って見てくる」「暇なら―出て来ないか」「―お茶でもいかがですか」 (3)大層というほどではないが,かなりの程度・分量であるさま。 「
- 一寸戸 いっすんど ③ 戸や障子をぴったり閉めずに,少し閉め残すこと。行儀の悪いこととされる。「下種(ゲス)の一寸のろまの三寸」「馬鹿の開けっぱなし」などともいい,育ちや品性の品定めにいう。また,品の悪い人や卑しい者の称。
- 一寸見 ちょっとみ ◎ ちらりと見ること。また,見たときの様子・感じ。ちょいとみ。 「―はよい男だ」
- 一寸足 いっすんあし ③ 小股で歩くこと。小刻みに歩くこと。刻み足。
- 作試し さくだめし ③ 年占(トシウラ)の一。正月,餅に作物の名を書いて米を盛った枡(マス)の上に伏せ,餅についた米粒の量によって豊凶を占うもの。
- 力試し ちからだめし ④ 体力や能力の程度をためしてみること。 「―に受験する」
- 弦試し 音締め; つましらべ
- 肝試し きもだめし ③ 墓場のようなこわい場所へ行かせて恐ろしさに耐える力を試すこと。
- 腕試し うでだめし ③ 能力や腕力をためしてみること。力だめし。 「―に模試を受ける」
- 試しに ためしに ③ 軽い気持ちで物事をやってみるさま。 「―一度やってみよう」
- 試し・験し ためし ③ ためすこと。こころみること。 「ものは―だ」「―刷り」 →ためしに
- 試し物 ためしもの ◎⑤ ためし斬りにするもの。 「首をきられ手足をもがれ,―になるとても/浄瑠璃・大経師(中)」