二度咲き 意味
- にどざき ◎
春に花をつけた植物が,秋に再び花をつけること。また,その花。返り咲き。
- 二度 にど (1) ② 二回。ふたたび。 〔副詞的用法の場合,アクセントは ◎〕 →二度と (2) ① 〔音〕 音程の一。短二度(半音),長二度(全音),長二度より半音広い増二度がある。 ――ある事は三度ある 同じことが二度起きれば,続けてもう一度起きる。物事は繰り返すものである。 ――びっくり 最初にその意外さに驚き,さらにまた改めて驚くこと。
- 咲き 華; 開花
- 二度と にどと (下に打ち消し・禁止の語を伴って)二度は。決して。 「こんな機会は―ない」「―来るな」 ――再び 同意語を重ねて,「二度と」を強調した言い方。下に打ち消し・禁止の語を伴う。 「―帰ってくるな」
- 二度の 二回の
- 二度寝 にどね ◎ 目が覚めてからもう一度眠ること。
- 二度芋 にどいも ◎ 〔一年に二度とれることから〕 ジャガイモの異名。
- 二度飯 ふたたびめし 湯取り飯をもう一度,煮たもの。病人などが食べる。ふたたびいい。
- 再び・二度 ふたたび ◎ (1)同じ動作状態などの重なること。にど。副詞的にも用いる。 「同じ事を―三度(ミタビ)と繰り返す」「―巡ってきた絶好のチャンス」 (2)二度目。 「―の御祓へのいそぎ/源氏(葵)」 (3)生まれかわり。再来。 「大師の―と,これをおろかにせざりしに/浮世草子・織留 4」
- 初咲き はつざき ◎ 植木などに初めて花が咲くこと。また,季節の初めに他の花にさきがけて咲くこと。
- 室咲き むろざき ◎ 春に咲く花を,温室で冬のうちに咲かせたもの。また,その花。﹝季﹞冬。 「―のバラ」
- 早咲き はやざき ◎ 開花時期が早いこと。また,早く咲く品種。 ⇔遅(オソ)咲き 「―の桜」
- 筒咲き つつざき ◎ 花弁が筒形をして咲くこと。また,その花。アサガオの花など。 「―の花」
- 返咲き 再興; 再起; リバイバル; 蘇; 中興; 復興; 復古; 蘇り; 再燃; リヴァイヴァル; 再現; 甦; 復活; 甦り; 返り咲き
- 遅咲き おそざき ◎ 開花時期が遅いこと。また,遅く咲く品種。 ⇔早咲き
- もう二度と もはやまた
例文
- 二度咲きするのは1本の桜の木で数個の花のみである。