二筋道 意味
- ふたすじみち ④
（１）二本の道。
（２）二方向に分かれている道。わかれみち。
- ふたすじみち
戯曲。瀬戸英一作。1931年（昭和6）11月，東京明治座初演。芸妓であるために愛を貫き通せない女の哀れを描く。新派の当たり狂言の一。
- 傾城買二筋道 けいせいかいふたすじみち 洒落本。一冊。梅暮里谷峨(ウメボリコクガ)作。1798年刊。浮気な色男が愛想尽かしをされる「夏の床」と，中年の醜男が女の心をとらえる「冬の床」を対照的に描く。
- 二筋 ふたすじ ②④◎ （１）二本。二条。 （２）ふたまたをかけること。 「いとよく―に心づかひはし給ひけれ/源氏（若菜下）」
- 筋道 すじみち ② （１）物事の道理。すじ。 「―の立った話」 （２）物事を行うにあたっての順序。手順。 「―を踏む」
- 一筋道 ひとすじみち ④ ただ一筋の道。分かれ道がない一本道。
- 筋道の通った 自己矛盾のない; まとまりのある; 首尾一貫した
- 二等辺三角形 にとうへんさんかくけい ⑧ 二辺の長さの等しい三角形。等しい長さの辺を等辺または脚という。等脚三角形。
- 二籠り ふたごもり ② （１）二つの物が一つに包まれていること。また，そのもの。 （２）二匹の蚕が一つの繭をつくってはいっていること。また，その繭。玉繭。ふたつまゆ。 「引き繭のかく―せまほしみ/後撰（恋四）」
- 二等軍曹 2等軍曹
- 二糖 二糖類
- 二等車 にとうしゃ ② もと，鉄道の客車を三段階に分けたときの二番目に設備・サービスのよい車両。
- 二糖類 にとうるい ② 単糖類が二分子縮合した少糖類。ブドウ糖二分子が縮合してできた麦芽糖のほか，ショ糖・乳糖などがある。
- 二等賞 2等賞
- 二級 にきゅう ◎ （１）二つの等級。 （２）第二位の等級。 「―国道」 （３）二級品。特に，二級酒。
例文
- その中でも「人来鳥」「夜の鳥」「わくら葉」「怪談小車双紙」「花の夜がたり」「二筋道」などが代表作とされる。
- 1931年に明治座で喜多村、伊井蓉峰、河合武雄らと共演した『花柳巷談二筋道』が大成功して新派の復興をもたらした。
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