住血吸虫 意味
- じゅうけつきゅうちゅう ⑤
扁形動物,吸虫綱住血吸虫科の寄生虫の総称。糸状で,哺乳類・鳥類の血管内に寄生する。雌雄異体。
- 住血吸虫症 ビルハルツ住血吸虫症
- 日本住血吸虫 にほんじゅうけつきゅうちゅう ⑧ ヒトをはじめとする哺乳類の門脈系に寄生する吸虫。細長い糸状で,雄が約1.5センチメートル,雌が約2センチメートル。卵は大便とともに排泄され,水中で孵化して幼虫は中間宿主のミヤイリガイにはいる。幼虫は貝の体内で発育したのち,セルカリアと呼ばれる段階で貝から泳ぎ出し,ヒトや家畜の皮膚を貫いて侵入。日本ではかつて広島県片山,甲府盆地,筑後川流域などに生息した。中国
- ビルハルツ住血吸虫症 住血吸虫症
- 吸虫 カレイ・ヒラメ
- 血吸蛭 ちすいびる ② ヒルの一種。体は扁平な円柱状。体長3~4センチメートル。背面は黄褐色または緑灰色で数本の縦縞があり,腹面は緑灰色。雌雄同体。池沼・水田などにすむ。人畜の血を多量に吸うので,昔から医療に用いられた。医用蛭。水蛭(スイテツ)。
- 吸虫綱 吸虫類
- 吸虫類 きゅうちゅうるい ③ 扁形動物門吸虫綱に属する動物の総称。吸盤や鉤(カギ)があり,他の動物の肝臓・肺・膵臓(スイゾウ)などの内臓や体表で寄生生活をする。体は左右相称で扁平。雌雄同体。肝吸虫や日本住血吸虫などヒトに寄生し,疾病の原因となるものもある。
- 肝吸虫 かんきゅうちゅう ③◎ 吸虫綱の扁形動物。成虫は体長約2センチメートル,幅約3ミリメートルの細長い葉形で,哺乳類の肝臓に寄生する。卵は第一中間宿主マメタニシに食べられてその体内で幼虫になって水中に泳ぎ出し,第二中間宿主のコイ科の魚の皮膚から侵入して成長し,この魚肉とともに食べられて終宿主のヒト・イヌ・ネコなどの胆管に入って成虫となる。胆管炎・黄疸などの症状を起こす。肝臓ジストマ。
- 肺吸虫 はいきゅうちゅう ③ 哺乳類の肺に寄生する吸虫。成虫は体長約1センチメートル,幅約5ミリメートルの楕円形。雌雄同体。卵は約二〇日で幼虫になり,第一中間宿主のカワニナの体内にはいって成長し,第二中間宿主のモクズガニ・サワガニなどの体内に移り,これを生で食べた哺乳類の肺に寄生して成虫となる。イヌ・ネコや野生動物のほかヒトにも寄生する。肺臓ジストマ。肺ジストマ。
- 血吸蝙蝠 ちすいこうもり ④ 翼手目チスイコウモリ科の哺乳類。前腕長6センチメートル内外,頭胴長8センチメートルほどで,尾はない。上顎の大きくて鋭い門歯・犬歯で動物の皮膚に傷をつけ,流れ出る血をなめる。狂犬病を媒介することがある。洞窟や樹洞などにすみ,夜行性。メキシコから南米中部にかけて分布。吸血コウモリ。バンパイア。
- 槍形吸虫 ウシ槍形吸虫
- 住血胞子虫類 球虫目; ニワトリコクシジウム属; アデレイダ目
- ウシ槍形吸虫 槍形吸虫
- 住職様 和尚様
- 住職 じゅうしょく ① 一寺を主管すること。また,その職分。寺の長である僧。住持。
例文
- 日本住血吸虫と命名した。
- 日本住血吸虫対策となる。
- 日本住血吸虫を発見。
- 湖の中には住血吸虫がいると言われ、泳ぐことはできない。
- 流域の淡水化の弊害として、住血吸虫症の増加が指摘されている。
- ただし、日本住血吸虫ほどには重篤にはならないとも言われている。
- 日本住血吸虫や蚊の発生抑止など直接的な病虫害対策に効果があった。
- 右の顕微鏡写真は、病理解剖でみつかった結腸と肝臓の住血吸虫卵の痕跡。
- この項目「マンソン住血吸虫」は、生物学に関連した書きかけの項目です。
- この項目「マンソン住血吸虫」は、獣医学に関連した書きかけの項目です。