大部屋 意味
- おおべや ◎
(1)大きな部屋。特に,病院・旅館などで,大勢の人が寝泊まりできる部屋。
(2)下級の俳優が雑居する楽屋部屋。また,その俳優。
「―女優」「―時代」
(3)江戸時代,大名屋敷で,火消し人夫が起居していた大きな部屋。また,小者・人足などの詰めていた所。
- 大部 たいぶ ① (1)書物の巻数やページ数が多いこと。 ⇔小部 「―の書」 (2)ほとんどの部分。大部分。
- 部屋 へや ② (1)家の内部を壁や建具で仕切った一画。人が起居し,物などを置くための空間。座敷。室。 「子供―」「布団―」 (2)「相撲部屋」の略。 (3)殿中の女中の居間。局(ツボネ)。 (4)江戸時代,諸大名の江戸屋敷で,小者・人足などの詰め所。
- 三大部 さんだいぶ ③ 〔仏〕 三大著作の意。 (1)中国,天台宗の智顗(チギ)の法華玄義・法華文句・摩訶止観。 (2)中国,律宗の道宣の四分律行事鈔・四分律羯磨疏・四分律戒本疏。 (3)日蓮の観心本尊鈔・開目鈔・立正安国論。
- 大部分 だいぶぶん ③ 全体のほとんどの部分。副詞的にも用いられる。おおかた。たいはん。 「―の人は知っている」「―できた」
- 大部分は おおく; ほぼ; 通じて; たいてい; 大抵; あらかた; 大方; 概して; 主として; おおかた; 総じて; 主に; 粗方; ほとんど; 多く
- 法華三大部 ほっけさんだいぶ ⑥ 智顗(チギ)の著した法華玄義・法華文句・摩訶止観の総称。天台宗の根幹を定めた論書。
- お部屋 房室; ルーム; 御部屋; 部屋; 室; 間; お座敷; 座敷
- 丸部屋 船尾の小船室
- 供部屋 ともべや ◎ 小者・中間など供の者が控えている部屋。
- 女部屋 おんなべや ◎ 女中部屋。女の使用人のための部屋。 ⇔男部屋
- 寝部屋 ねべや ◎ 寝るへや。寝室。
- 小部屋 こべや ◎ (1)小さな部屋。 (2)人数の少ない相撲部屋。
- 御部屋 おへや ◎ (1)部屋の尊敬語・丁寧語。 (2)宮中の御服掛・御膳掛・雑仕などの称。 (3)貴人の妾の敬称。おへや様。御側室。 「たとへ―にもせよ,傾城(ケイセイ)遊女を屋敷へ入れてはよその聞え/歌舞伎・幼稚子敵討」 (4)女郎屋の主人。また,その居間。
- 柴部屋 しばべや ◎ 薪や炭を入れておく小屋・部屋。
- 牛部屋 うしべや ◎ (1)牛小屋。 (2)「十六むさし」の盤の三角の所。雪隠(セツチン)。
例文
- 大部屋を借りてるんだ どこでも行けるさ
- リサ すまないが 大部屋はいくらだ?
- リサ すまないが 大部屋はいくらだ?
- ところで大部屋は 無いのかい
- いや でも 大部屋病室に 引きこもっちゃってるんですよ。
- いや でも 大部屋病室に 引きこもっちゃってるんですよ。
- 上の大部屋だ
- 大部屋俳優以下の仕出し扱いであった。
- いずみが担当する大部屋の常連患者の1人。
- 大部屋の巻物かつるはしで探すのが一般的。