待遇 意味
- たいぐう ◎
(1)客などをもてなすこと。
「温かく―する」「―の悪い旅館」
(2)雇い主が雇っている者を取り扱う方法。給与や労働条件など。
「―改善」
(3)(役職などを表す語に付いて)それに準ずる取り扱いを受けている役職である意を表す語。
「課長―」
- 内国民待遇 ないこくみんたいぐう ⑦ 通商・航海・入国・居住・営業などに関して,相手国民を自国民と同等に待遇すること。自国民待遇。
- 待遇表現 たいぐうひょうげん ⑤ 話し手が,聞き手あるいは話題の人物との人間関係によって,尊敬・親愛・侮蔑などの気持ちをこめて用いる言語表現,またはその形式。
- 最恵国待遇 さいけいこくたいぐう ⑦ 通商条約の一方の締約国が自国領域内で,第三国または第三国の国民に付与するすべての待遇と同じ待遇を,他方の締約国またはその国民に与えること。 →内国民待遇
- 待賢門院堀河 たいけんもんいんのほりかわ 平安後期の歌人。源顕仲の女(ムスメ)。白河天皇皇女令子内親王(前斎院)に仕えて六条と呼ばれ,後に待賢門院に仕えて堀河と呼ばれた。父が主催した歌合などに出詠。「金葉集」以下の勅撰集に入集。家集「待賢門院堀河集」。生没年未詳。
- 待賢門院 たいけんもんいん (1101-1145) 鳥羽天皇の皇后。名は璋子(シヨウシ)。藤原公実の女(ムスメ)。崇徳天皇・後白河天皇の生母。1118年皇后。24年院号宣下。
- 待賢門の戦い たいけんもんのたたかい 平治の乱の時,御所の待賢門付近で行われた戦い。守る源義平(悪源太)が攻める平重盛を敗走させた。
- 待遠しい 待ち遠しい
- 待賢門 たいけんもん 平安京大内裏の外郭十二門の一。大内裏の東面の中央にある。郁芳門の北,陽明門の南。中御門(ナカミカド)。 →大内裏
- 待避 たいひ ①◎ (1)難をさけて,危険の去るのを待つこと。 「離れて―する」 (2)逆方向から来る列車またはその駅に止まらない列車の通過を,ほかの列車が別の線路に入って待つこと。 「―線」
- 待詔局 たいしょうきょく 明治政府の建白書受理機関。1869年(明治2)太政官に設置。同年7月待詔院に改称,同年8月集議院に合併。
- 待避スペース 待避所
例文
- 彼はもっとよい待遇を受ける権利がある。
- 彼はいつも待遇が悪いと不平を言っている。
- 彼は従業員によい待遇をしている。
- 彼は紳士であり、紳士として待遇されるべきだ。
- 女性は余りにも長い間不公平な待遇に甘んじてきた。
- 彼女は女であり、そのように待遇されるべきである。
- 彼らは彼女を待遇してきた。
- 彼女は淑女であり、そのように待遇されるべきである。
- 彼は家に来てから家族で一番の待遇を受けているわね。