朶 意味
- 朴訥・木訥 ぼくとつ ◎ かざりけがなく話し下手な・こと(さま)。 「―な人柄」「―な好人物」「剛毅―」「―とした話しぶり」 ﹛派生﹜——さ(名)
- 朴訥な 木訥な
- 朶翰 だかん ◎ 他人の手紙を敬っていう語。朶雲。
- 朴訥 朴とつ; 木訥
- 朶雲 だうん ◎ 〔唐の韋陟(イチヨク)が自分の書を五朶雲(五色の垂雲)のようだといった「唐書」の故事から〕 他人の手紙を敬っていう語。お手紙。 「―辱拝見/芭蕉書簡」
- 朴直 樸直
- 朶頤 だい 〔「易経(頤卦)」による。「朶」は垂らす意〕 (1)あごを垂らして,食べようとすること。また,欲しがること。 「人々の―すべき珍羞(チンシユウ)であらう/伊沢蘭軒(鴎外)」 (2)強国が弱国を併呑しようとすること。
- 朴烈事件 ぼくれつじけん 1923年(大正12)大逆罪の容疑者として逮捕された在日朝鮮人朴烈(1902-1974)とその妻金子文子の獄中における取り扱いをめぐり惹起された一連の事件。死刑判決が26年4月内閣の奏請により無期に減刑され,取り調べ中の両人の怪写真が諸方に配付されるや,事件は野党による内閣攻撃の手段として用いられ,数か月にわたり紛糾が続いた。
- 朷 【朷】 (画 数) 6画 (音 訓) トウ (区 点) 5923 (JIS) 5B37 (シフトJIS) 9E56
例文
- これにより朶思大王の禿竜洞は陥落する。
- 久居藩主は弟の藤堂高朶が後を継いだ。
- そこを、鴎外は「千朶山房」と呼ぶ。
- 耳たぶ(耳朶)に穴があいている。
- 朱夏は、華胥華朶の本来の効果を悟るのであった。
- 工作作業用の粗朶や1m級の鉄骨の束を運搬可能。
- 高朶(たかえだ)〔従五位下。
- 号は自彊・小朶子・重艮叟。
- モンゴル名は迷思監朶児只。
- 耳朶にやけどを負い、両側の髪の毛も焦げてしまった。