流 意味
- りゅう ①
(1)水などのながれ。
「面白や,山水に杯を浮かめては,―に牽かるる曲水の/謡曲・安宅」
(2)武道・芸道・技芸などで,その人,その家に特有の手法・様式。また,その系統。流派。流儀。
「小笠原―」「観世―」「わが小鼓はあぢもなしいづれの―に打ちも直さん/仮名草子・仁勢物語」
(3)なかま。連中。やや軽侮の気持ちを含んで用いる。
「皆あの―が…,ろくな事は出かさず/浄瑠璃・冥途の飛脚(中)」
(4)いろいろの語の下に付いて,それ特有のやり方,方式を表す。
「自己―」「西洋―」
→流(ル)
- る ①
律の五刑の一。辺地にながし,他に移ることを禁ずる刑。死よりは軽く徒(ズ)より重い。遠流(オンル)(伊豆・安房(アワ)・佐渡・隠岐(オキ)など)・中流(信濃・伊予など)・近流(コンル)(越前・安芸(アキ)など)の三等に分かれる。流刑。流罪。
- 旒・流 りゅう 助数詞。旗・幟(ノボリ)を数えるのに用いる。 「一―の旗」
- 洿池 おち ① 地面のくぼんだ所に水がたまって池のようになったもの。みずたまり。
- 洿 【洿】 (画 数) 9画 (音 訓) オ (熟語一覧) 1項目 洿池
- 流されて 係留しないで; 漂流して; 漂って; 係留せずに
- 派音楽 ロマン-は-おんがく [5] 【―派音楽】 一九世紀初頭から末頃までのヨーロッパ芸術音楽。古典派音楽と現代音楽の間に位置し,一般に一九世紀中頃を境として前期と後期に区別される。個人の主観的な感情・気分表出の追求を特徴とする。
- 流される 錨を捲き上げる; 錨を曳きずって漂流する; 錨を揚げる; 底からはずれる; 振れる; それる; 狩りをする; 利かなくなる; 底を離れる; 進路がそれる; 漂流する; 抜ける
- 派閥根性 党派心; 排他性
- 流し ながし (1) ③ 流すこと。 「灯籠(トウロウ)―」 (2) ③ 台所や井戸端などに設けた,物を洗ったり,洗い水を流したりする設備。 (3) ③ 浴場でからだを洗う場所。洗い場。 (4) ① 浴場で客の背中を洗うこと。また,その人。 「―をとる」 (5) ① 芸人・按摩(アンマ)などが客の呼び入れを求めて歩くこと。また,その人。 「―のギター弾き」「新内(シンナイ)
- 派閥性 分派活動
- 流しだい 流し台
例文
- 彼女の歌が流行するかどうかは疑わしい。
- 川上に行くにしたがって流れは浅くなる。
- 水が壊れたパイプからどっと流れ出した。
- ナポレオンはセントヘレナ島へ流された。
- 今年はどんなコートが流行していますか。
- 彼らはそのニュースを聞いて涙を流した。
- 私は流行歌にはほとんど全く興味がない。
- 最新の流行を追うのは大変お金がかかる。
- あんな恐ろしい男のために流す涙はない。
- テムズ川はロンドンを貫流する川である。