用部屋 意味
- ようべや ◎
(1)用務に使うための部屋。
(2)「御用(ゴヨウ)部屋」に同じ。
- 御用部屋 ごようべや ◎ 江戸時代,老中・若年寄が政務を執った,江戸城内の部屋。
- 部屋 へや ② (1)家の内部を壁や建具で仕切った一画。人が起居し,物などを置くための空間。座敷。室。 「子供―」「布団―」 (2)「相撲部屋」の略。 (3)殿中の女中の居間。局(ツボネ)。 (4)江戸時代,諸大名の江戸屋敷で,小者・人足などの詰め所。
- 共用部分 きょうようぶぶん ⑤ 〔法〕 分譲マンションなどの区分所有建物における,各区分所有者の占有部分に属さない建物の部分(廊下・階段等),占有部分に属さない建物の付属物(配管等),規約により共有部分とされた付属の建物(物置・車庫等)。原則として区分所有者全員の共有である。
- 資金運用部 しきんうんようぶ 政府直営の金融機関の一。郵便貯金や政府の特別会計の余裕金を管理し,公債の引き受け,政府関係機関・地方公共団体への貸し付けなどに運用することを任務とする。
- お部屋 房室; ルーム; 御部屋; 部屋; 室; 間; お座敷; 座敷
- 丸部屋 船尾の小船室
- 供部屋 ともべや ◎ 小者・中間など供の者が控えている部屋。
- 大部屋 おおべや ◎ (1)大きな部屋。特に,病院・旅館などで,大勢の人が寝泊まりできる部屋。 (2)下級の俳優が雑居する楽屋部屋。また,その俳優。 「―女優」「―時代」 (3)江戸時代,大名屋敷で,火消し人夫が起居していた大きな部屋。また,小者・人足などの詰めていた所。
- 女部屋 おんなべや ◎ 女中部屋。女の使用人のための部屋。 ⇔男部屋
- 寝部屋 ねべや ◎ 寝るへや。寝室。
- 小部屋 こべや ◎ (1)小さな部屋。 (2)人数の少ない相撲部屋。
- 御部屋 おへや ◎ (1)部屋の尊敬語・丁寧語。 (2)宮中の御服掛・御膳掛・雑仕などの称。 (3)貴人の妾の敬称。おへや様。御側室。 「たとへ―にもせよ,傾城(ケイセイ)遊女を屋敷へ入れてはよその聞え/歌舞伎・幼稚子敵討」 (4)女郎屋の主人。また,その居間。
- 柴部屋 しばべや ◎ 薪や炭を入れておく小屋・部屋。
- 牛部屋 うしべや ◎ (1)牛小屋。 (2)「十六むさし」の盤の三角の所。雪隠(セツチン)。
- 男部屋 おとこべや ◎ 下男などの住む部屋。男の使用人のための部屋。 ⇔女部屋
例文
- 江戸城本丸の御用部屋に詰めることが多かった。
- この「江戸の鷹 御用部屋犯科帖」はテレビ番組に関連した書きかけ項目です。
- 長重にも時々登城して御用部屋(老中の執務室)に顔を出すように指示があった。
- しかし昔日の面影は無く、御用部屋でもぼんやりとしている日々が多かったとされる。
- また奥右筆のために独立した御用部屋が設置され、老中・若年寄などから上げられた政策上の問題を将軍の指示によって調査・報告を行った。
- 白石は身分的には本丸寄合すなわち無役であるから御用部屋に入るわけにはいかないので、家宣からの諮問を側用人間部が白石に回送しそれに答えるという形をとっている。
- 貞享元年(1684年)、大老・堀田正俊が暗殺されたのを機に老中の御用部屋が将軍の居所から遠ざけられたため、将軍と老中の仲介役として側用人の成貞が大きな力を持つようになる。
- 『江戸の鷹 御用部屋犯科帖』(えどのたか ごようべやはんかちょう)は、テレビ朝日系列・火曜午後9時の時代劇枠にて1978年1月10日から同年9月26日まで放送されたテレビ時代劇。
- ゲームは特にネットゲームが好きで、プ○ステ部屋、ド○キャス部屋などゲーム機それぞれに専用部屋があったり、ムシキング(コネで「使用許可が下りた」として伏せ字なし)の筐体を大人買いしたりしている。
- 特に1684年、大老・堀田正俊が江戸城内にて稲葉正休に斬殺された事件を契機に、将軍の身を案ずるという名目で、老中の御用部屋が将軍の居所から遠ざけられたため、両者を仲介し、将軍の命令を老中に伝える側用人の権威が急上昇した。