筋違いの 意味
- 筋違い すじちがい ③ (1)道理にはずれていること。手続きが違っていること。また,そのさま。 「―な話」 (2)見当ちがい。 「僕に文句をいうのは―だよ」 (3)関節などの筋肉を,急に動かしたり不自然な動作をしたりして痛めること。 (4)ななめ。はすかい。すじかい。
- 筋交い・筋違い すじかい ◎ (1)斜めに交差していること。物の位置関係が斜めであること。はすかい。すじちがい。 「―の家」 (2)地震や風などで倒れたりしないように,柱と柱との間に斜めに入れる材。
- 筋違いに 筋交い
- 横筋交い・横筋違い よこすじかい ③ 水平に近く,斜め横から交差すること。
- 筋違 不正; 荒誕; むちゃ; 不届き; 無茶; 阿房; 不当; 見当違い; 馬鹿くさい; 滑稽; 箆棒; わやく; 目茶苦茶; 無関係; すじ違い; 非常識; 阿呆臭い; 馬鹿らしい; 滅茶苦茶; 理不尽; 場ちがい; 無茶苦茶; 頓珍漢; とんちんかん; 的外れ; 馬鹿げた; 不適切; 阿房くさい; ムチャ; 不適; 馬鹿馬鹿しい; 阿呆くさい; 阿呆; 馬鹿; メチャメチャ; 滅茶; 不合理;
- 場違いの 不適切な
- 気違いの 気が変; 頭が変; 狂的; マッド
- 違いのある 差別のある
- 筋違え すじかえ ◎ 「すじかい(筋交・筋違)」に同じ。
- 筋違門 すじかいもん 江戸城外郭門の一。昌平橋と和泉橋との間にあった見付門。筋違橋門。
- 違い たがい ◎ ちがい。相違。 「本物に―ない」 ; ちがい ◎ (1)相違。また,その差。 「性格の―」「両者にはそれほどの―はない」 (2)誤り。まちがい。 「計算に―がある」 (3)交差すること。 「―沢瀉(オモダカ)」
- 筋交ふ・筋違ふ すじかう (1)物が斜めに交差する。物の位置などが斜めになる。 「行(クダリ)のほど,端ざまに―・ひて倒れぬべく見ゆるを/源氏(常夏)」 (2)斜めに向かい合う。 「女君は,ただこの障子口―・ひたる程にぞ臥したるべき/源氏(帚木)」 (3)考え方などが他人と合わない。 「あまり世に―・ひて,すずろなる山ごもりがちに/浜松中納言 4」
- 種違い・胤違い たねちがい ③ 兄弟姉妹で,母は同じで父が異なること。たねがわり。異父。 →腹違い
- いの 【維那】 ⇒いな(維那) ; 【伊野】 高知県中南部,吾川郡の町。仁淀川下流左岸にあり,近世以来和紙製造の町として発展。 ; 〔終助詞「い」に終助詞「の」の付いたもの。近世語。「いのう」とも〕 文の末尾に用いられる。感動・呼びかけ・強調の気持ちを表す。 「かいの」「ぞいの」「わいの」の形をとることが多い。いな。「わしはどうならうとも聞きたうもないか―,こな様それでも済(ス)もぞ
- 人違い ひとちがい ③ 別の人をある人と間違うこと。また,ある人を別の人と間違えること。ひとたがえ。ひとたがい。ひとちがえ。
例文
- ただ それは筋違いの話になるので
- また、角交換後に筋違いの位置に角を打って活用する奇襲戦法のことも指す。
- すなわちこれら種々の問題が解決されるべき保証は無く、全く筋違いのことを議論している可能性すらある。
- 石山合戦の際には、石山本願寺について織田信長に反抗、環濠や土居、見通しを妨げる筋違いの道路等を築いて城塞都市となった。