筐 意味
- かたみ
竹製の目の細かい籠(カゴ)。勝間(カツマ)。堅間(カタマ)。
「春の野の―につめる若菜なりけり/新古今(春上)」
――の水
筐に汲んだ水。すぐに漏れてしまうことから,物事の頼みがたいことをいう。
「今はまたかげだに見えぬうき人の―は涙なりけり/続古今(恋五)」
- 箱・函・筥・匣・筐 はこ ※一※ ◎ (名) (1)物を入れておく器。多くは直方体で蓋(フタ)が付く。 (2)列車の車両。 「どの―も満員だ」 (3)三味線を入れる物。また,三味線。また,三味線を持って芸者に従って行く男や芸者をもいう。 (4)得意にしている物事。箱入り →おはこ (5)厠(カワヤ)に置いて大便を受けるもの。しのはこ。また,大便。 「―すべからず/宇治拾遺 5」 (6)挟み箱。
- 筏藻 いかだも ③ 緑藻類クロレラ目の淡水藻。小さな楕円形の細胞が四~八個集合して群体を形成し,平面的に筏を並べた様になる。湖沼や水たまり,土壌と広範囲に生息する。
- 筏葛 いかだかずら ④ ブーゲンビレアの和名。
- 筐体 きょうたい ◎ 機器類を入れる箱。
- 筏船 筏; 双胴船; 2連の小船; 3本結び合わせた筏; 2連小舟; カタマラン東・西インド; 木材を結び合わせた筏; 丸太を2
- 筐底 きょうてい ◎ 箱の底。箱の中。 ――に秘(ヒ)・める 他人の目に触れないように,箱の底深くしまっておく。 「―・めたる未定稿を売つて/復活(魯庵)」
- 筏膾 いかだなます ④ 鯉(コイ)・鮒(フナ)・鱸(スズキ)・鮎(アユ)などの皮をはいで作った膾の総称。 〔「筏」は川を引くことを「皮を引く」にかけたものとも,柳の葉を筏のように皿に並べその上に膾を盛りつけたからともいう〕
- 筐底・篋底 きょう-てい [0] キヤウ― 【筐底】 ・ ケフ― 【篋底】 箱の底。箱の中。 ――に秘(ヒ)・める 他人の目に触れないように,箱の底深くしまっておく。「―・めたる未定稿を売つて/復活(魯庵)」
- 筏牛蒡 いかだごぼう ④ ごぼうの新弱根(ワカネ)をたたいて,筏の形に似せた料理。
- 筐笥 きょうし ① 竹で編んだかご。筐(カタミ)。
例文
- 借金して 売れ筋の筐体だけ置くつもり。
- 食材放在中央的筐子里先到先得
- 時代遅れの筐体を いつまでも置いている... とか。
- あの人って家に 「バーチャ」の筐体 持ってんだって。
- 大怪獣バトルの筐体との連動機能もある。
- 筐体間の通信リンクを導入しヒットする。
- 筐体・ライブモニタのどちらでも起こる。
- 大きな筐体だが1台につき操縦席も1席。
- 筐体とその内部の回転子とで形成される。
- デラックス筐体の出荷価格は166万円。