頓着 意味
- とんじゃく ①
〔「貪着(トンジヤク)」と同源〕
深く心にかけること。気にすること。懸念。心配。とんちゃく。
「物事に―しない性質」
- とんちゃく ①
「とんじゃく(頓着)」に同じ。
「服装に―しない」
- 無頓着 むとんじゃく ② 気にしないこと。物事にこだわらないこと。また,そのさま。むとんちゃく。 「何事にも―な性格」「服装には―だ」 ﹛派生﹜——さ(名) ; むとんちゃく ② 「むとんじゃく(無頓着)」に同じ。
- 無頓着さ アパテイア; 無気力さ; 無感動; 無関心さ; 不熱心; アパシー; 無気力; 無頓着; 無関心
- 無頓着な 不用心な; 投げやりな; 不注意な
- 無頓着に 不用心に; 分け隔てせず
- 頓着無い とんじゃくない ⑤ 物事を気にしない。気にかけない。構わない。 「着るものに―・い人」
- 頓痴気 とんちき ① 〔「とん」は「とんま」の「とん」,「ちき」は「いんちき」の「ちき」と同じもの〕 まぬけ。のろま。とんま。多く人をののしっていう語。 「この―め」
- 頓珍漢さ 悖理; 滅茶; 不条理; 背理; 無茶; 荒唐無稽さ; 目茶; めちゃ; 不合理; 滅茶苦茶さ; ばかばかしさ; 不道理; 目茶苦茶
- 頓珍漢 とんちんかん ③ 〔鍛冶(カジ)屋の相槌(アイヅチ)の音から来た語。いつも交互に打たれてそろわないことから〕 (1)物事のつじつまが合わないこと。行き違ったりちぐはぐになったりすること。また,そのさま。 「―な会話」「―な返事」 (2)とんまな言動をする・こと(さま)。 「―な男で,しくじってばかりいる」「この―め」
- 頓知 機智; 頓才; 才気; 智力; 機知; 知力; 智能; 巧智; ウィット; 知性; 才力; 才; ウイット; 智恵; 頭脳; 才智; 知的能力; 知恵; 知能; エスプリ; 智慧; 学習能力; 才知; 巧知; 頓智
- 頓狂声 とんきょうごえ ⑤ だしぬけに出す,調子はずれの高い声。とんきょごえ。
- 頓証 とんしょう ◎ 〔仏〕 すみやかに悟りに達すること。
- 頓狂・頓興 とん-きょう [1] ―キヤウ 【頓狂】 ・ ―キヨウ 【頓興】 (形動) [文] ナリだしぬけで調子はずれであるさま。間が抜けて調子はずれであるさま。「―な声を出す」
- 頓証仏果 とんしょうぶっか ⑤ 「頓証菩提(トンシヨウボダイ)」に同じ。
例文
- ジョンは着るものには大変無頓着です。
- 私の父は金にまったく無頓着だ。
- 彼は貧乏だが金には無頓着だ。
- ジョンは全く服装に無頓着だ。
- 次郎は服のことに無頓着だ。
- 彼はお金には全く無頓着だ。
- 彼は服装には無頓着です。
- 彼女はお金に無頓着だったので、今では金に困っている。
- 若い人によくあることだが、彼も金銭に無頓着であった。
- 夫は服装に無頓着です。