ひきちがえ 意味
- 【引(き)違え】
連歌の付合方法の一。「月」に「雨」,「花」に「風」など,反対の趣向の句で付けること。引き違い付け。違い付け。
関連用語
ひきちがえる: 【引(き)違える】 (1)引き方を誤る。引き間違える。 「線を―・える」 (2)交わらせる。交差させる。 「頻(シキリ)に衣のむねを―・へ―・へぞし給ひける/平家 2」 (3)間違える。 「理運左右に及ばぬ事を―・へさせ給ふは/平家 3」 (4)入れ違いになる。 「客を送り出すと―・えて友人が来た」
ききちがえ: 【聞(き)違え】 「ききちがい」に同じ。
はきちがえ: 【履(き)違え】 (1)履物を履きちがえること。 (2)意味をとりちがえること。思い違い。
ゆきちがえ: 【行(き)違え】 「ゆきちがい(行違)」に同じ。 「行く先々で―になる」
ひきちがい: 【引(き)違い】 (1)文様・紋章で,二つを交差させたもの。 (2)二枚以上の戸・障子を二本以上の平行な溝・レールの上を走らせて開け閉めするもの。
ひき-ちがえ: ―チガヘ [0] 【引(き)違え】 連歌の付合方法の一。「月」に「雨」,「花」に「風」など,反対の趣向の句で付けること。引き違い付け。違い付け。
おきちがえる: 【置き違える】 misplace; put<a thing> in a wrong place.
ききちがえる: 【聞(き)違える】 人の言葉を聞いて,他の言葉として受け取る。 「話を―・える」
はきちがえる: 【履(き)違える・穿き違える】 (1)まちがえて他人の履物を履く。 「父の靴と―・える」 (2)意味・内容をとりちがえる。考えちがいをする。 「自由の意味を―・えている」
ゆきちがえる: 【行(き)違える】 行く方向を誤る。まちがった道を行く。いきちがえる。 「道を―・える」
ちがえ: 【違え】 〔動詞「ちがえる」の連用形から〕 交差させること。 「二番めに持つた者,其の上に―に置く/狂言・三本柱」
いきちがい: 【行(き)違い】 「ゆきちがい」に同じ。 「ちょっとの差で―になる」
いきちがう: 【行(き)違う】 「ゆきちがう」に同じ。 「車で―・う」 ‖可能‖ いきちがえる
いろ-きちがい: ―キチガヒ [3] [4] 【色気違い】 (1) 色情が異常に強いこと。また,その人。色情狂。 (2) 好色な態度や身なりをすること。また,その人。
かきちがい: 【書違い】 書き誤り.