あざ 意味
- 【字】
〔「あざな」の下略か〕
町や村の中の一区画の名。大字と小字とがある。普通は小字を単に字という。
- 【痣・黶】
(1)皮膚および皮下組織に色素細胞が異常に増殖したり,充血などによって皮膚が赤色や紫色などに変色した部分。
→母斑(ボハン)
(2)あざ・ほくろ・こぶなどの総称。
- あざ-あざ 【鮮鮮】 (副) あざやかなさま。はっきりとしたさま。「水のいろはなやかに,―として/紫式部日記」
- あざあざ 【鮮鮮】 あざやかなさま。はっきりとしたさま。 「水のいろはなやかに,―として/紫式部日記」
- あざあざし 【鮮鮮し】 はっきりとしている。あざやかだ。 「―・しくは申さねども,あらあら一義を顕はすべし/謡曲・賀茂」
- あざあざ・し 【鮮鮮し】 (形シク) はっきりとしている。あざやかだ。「―・しくは申さねども,あらあら一義を顕はすべし/謡曲・賀茂」
- あお-あざ アヲ― [0] 【青痣】 内出血などによってできる青黒く見えるあざ。
- あか-あざ [0] 【赤痣】 血管腫(ケツカンシユ)の俗称。血管の異常による赤いあざ。
- あざう 【糾ふ・叉ふ】 組み合わせる。より合わせる。交差させる。あざなう。 「筆を抛(ナゲウツ)て手を―・へ/太平記 4」
- あざぶ 【麻布】 東京都港区中西部の地名。旧区名。江戸時代,大名・武家屋敷地。諸外国の公館が多い。 ――で気が知れぬ 江戸の麻布に六本木という地名があるが,それに相当する木がないので,「木」に「気」をかけて「気が知れぬ」と洒落(シヤレ)ていったもの。一説に,「黄が知れぬ」からとも。
- あざみ 【薊】 キク科アザミ属の植物の総称。一般に多年草で,大形のものが多い。葉は羽状に裂け,縁にとげがある。花は多数の管状花からなる頭花で,春から秋に咲き,淡紅色・紅紫色まれに白色。ノアザミ・フジアザミ・モリアザミ・オニアザミなど種類が多い。﹝季﹞春。
- あざり 【阿闍梨】 「あじゃり(阿闍梨)」に同じ。 「願なども立てさせむとて―ものせよと言ひやりつるは/源氏(夕顔)」
- あざる 【戯る】 ※一※ (動ラ下二) (1)ふざける。たわむれる。 「潮海(シオウミ)のほとりにて―・れあへり/土左」 (2)打ち解ける。くだけた態度をとる。 「―・れたる大君姿のなまめきたるにて/源氏(花宴)」 (3)しゃれる。風流である。 「返しはつかうまつりけがさじ。―・れたり/枕草子 87」 ※二※ (動ラ四) ふざける。たわむれる。 「中よりつがひの鳩とび出,桜につたひ
- あざ・う アザフ 【糾ふ・叉ふ】 (動ハ下二) 組み合わせる。より合わせる。交差させる。あざなう。「筆を抛(ナゲウツ)て手を―・へ/太平記 4」
- あざ・る 【戯る】 ■一■ (動ラ下二) (1) ふざける。たわむれる。「潮海(シオウミ)のほとりにて―・れあへり/土左」 (2) 打ち解ける。くだけた態度をとる。「―・れたる大君姿のなまめきたるにて/源氏(花宴)」 (3) しゃれる。風流である。「返しはつかうまつりけがさじ。―・れたり/枕草子 87」 ■二■ (動ラ四) ふざける。たわむれる。「中よりつがひの鳩とび出,桜につたひ―・りける/
例文
- この生まれつきのあざに悩んでいます。
- 目の周りに黒いあざができてしまった。
- 間違えたからと言って彼をあざ笑うな。
- 目の周りに黒いあざが出来てしまった。
- われわれは貧しい人あざ笑ってはいけない。
- 彼らは彼があまりにも無知だとあざ笑った。
- 目の周りに黒いあざが出来ちゃった。
- 無神論者が司教の説明をあざけった。
- 彼はけんかしてあざだらけになった。
- デニスはウィルソンさんの丸い顔をあざ笑う。