おおみおや 意味
読み方:
意味
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- 【大御祖】
〔「おお」「み」ともに接頭語〕
天皇の御母。
「文には則ち皇太夫人,語には則ち―とし/続紀(神亀一)」
- おおみ-おや オホミ― 【大御祖】 (「おお」「み」ともに接頭語) 天皇の御母。「文には則ち皇太夫人,語には則ち―とし/続紀(神亀一)」
- みおや 【御祖】 親や先祖を敬っていう語。多く,母・祖母をさす。 「我が遠つ―の世に/日本書紀(孝徳)」
- おみおつけ 【御御御付け】 〔「お」「み」は接頭語〕 味噌汁を丁寧にいう語。 〔「おみ」は味噌を丁寧にいう近世女性語からともいう〕
- おおみ 【大忌】 〔「おほいみ」の転〕 「荒忌(アライミ)」に同じ。 →小忌(オミ) ; 【大御】 〔接頭語「おお」「み」を重ねたもの〕 神や天皇・皇族に関する語に付いて,きわめて高い尊敬の意を表す。 「―稜威(イツ)」「―歌」「―神」 〔のちに,「おおん」「おん」「お」と変化した〕 ; 【大身】 刃わたりの長いこと。 「―の槍」
- おお-おみ オホ― 【大臣】 大和朝廷における国政の最高官の一。臣(オミ)を姓(カバネ)とする豪族の最有力者で,大連(オオムラジ)とともに国政に参画。葛城(カツラギ)・平群(ヘグリ)・巨勢(コセ)・蘇我(ソガ)の諸氏が任ぜられたが,六世紀半ば以後は蘇我氏が独占した。大化の改新後廃止され,代わって左右大臣が置かれた。おおみ。おおまえつぎみ。 大連
- あまつ-みおや 【天つ御祖】 天皇の先祖という天上の神。皇祖。「我が―彦火瓊瓊杵尊(ヒコホノニニギノミコト)に授けたまへり/日本書紀(神武訓)」
- すめみおや 【皇御祖】 天皇の親や祖先。特に,母親をさしていう。皇祖。 「吉備島―の命(ミコト)/日本書紀(皇極訓)」
- すめ-みおや 【皇御祖】 天皇の親や祖先。特に,母親をさしていう。皇祖。「吉備島―の命(ミコト)/日本書紀(皇極訓)」
- ちのみおや 【乳飲み親】 ⇒乳親(チオヤ)(2)
- おおおみ 【大臣】 大和朝廷における国政の最高官の一。臣(オミ)を姓(カバネ)とする豪族の最有力者で,大連(オオムラジ)とともに国政に参画。葛城(カツラギ)・平群(ヘグリ)・巨勢(コセ)・蘇我(ソガ)の諸氏が任ぜられたが,六世紀半ば以後は蘇我氏が独占した。大化の改新後廃止され,代わって左右大臣が置かれた。おおみ。おおまえつぎみ。 →大連(オオムラジ)
- おおや 【大矢・大箭】 普通の矢よりも長く大きい矢。また,それを使いこなす人。 「君は実盛を―とおぼしめし候か/平家 5」 ; 【大矢】 姓氏の一。 ; 【大家・大屋】 (1)貸し家の持ち主。家主。 ⇔店子(タナコ) 「―といえば親も同然」 (2)(物置・納屋などに対して)家人が住居にしている建物。おもや。 (3)(分家に対して)一族の中心となる家。
- あまつみおや 【天つ御祖】 天皇の先祖という天上の神。皇祖。 「我が―彦火瓊瓊杵尊(ヒコホノニニギノミコト)に授けたまへり/日本書紀(神武訓)」
- みみおおい 【耳覆い】 earmuffs.
- うち-の-おおおみ ―オホオミ 【内大臣】 ないだいじん
- おおみあえ 【大御饗】 天皇の食事を敬っていう語。特に,臣下より天皇にたてまつる食事。 「諸県君泉媛,―献らむとするに依りて/日本書紀(景行訓)」