おきご 意味
- 【置(き)碁】
囲碁で,両者の力量に差のあるとき,弱い方の人があらかじめ星の上に二子(ニシ)以上の石を置いて打つこと。
- おきごたつ 【置き炬燵】 やぐらの内に炉を入れた,移動できるこたつ。﹝季﹞冬。 →掘り炬燵
- おきごんどう 【沖巨頭】 鯨目マイルカ科の一種。体長約5メートル。ずんぐりした頭部をもち,顎には短くて丈夫な歯が並ぶ。群れを作って,大形の魚類やイルカを襲う。世界中の暖海域で普通に見られる。
- きご 【生子】 ユリやコンニャク類の地下の茎に出る玉状の芽。 ; 【奇語】 変わった面白い言葉。奇言。
- おき 【置(き)】 ※一※ ◎ (名) (1)「置き浄瑠璃」の略。 (2)「置き唄」の略。 ※二※ (接尾) 時間・距離・数量などを表す語に付いて,それだけの間隔をおくことを表す。 「三時間―」「二メートル―」「一人―」 ――にする やめておく。やめにする。やめる。 「なんの洒落臭(シヤラツクセ)え―するがいい/滑稽本・浮世風呂 2」 ; 【堡・小城】 〔「き」は城の意〕
- あきご 【秋蚕】 晩夏から秋にかけて飼育するカイコ。春蚕(ハルゴ)・夏蚕(ナツゴ)に対していう。しゅうさん。﹝季﹞秋。
- きごう 【貴号】 栄誉を表す称号。爵位や学位など。 ; 【旗号】 旗じるし。旗章。徽号(キゴウ)。 ; 【帰仰】 〔仏〕 仏法に帰依(キエ)し,あつく信仰すること。帰依渇仰(カツゴウ)すること。 ; 【記号】 (1)一定の事象や内容を代理・代行して指し示すはたらきをもつ知覚可能な対象。狭くは種々の符号・しるし・標識などを指すが,広くは言語や文字,さらには雨を知らせる黒雲や職業を示す
- きござ 【着茣蓙】 ござで作った合羽(カツパ)のようなもの。雨や日光を防ぐために,夏,旅行者や登山者などが用いる。﹝季﹞夏。
- きごし 【木輿】 「板輿(イタゴシ)」に同じ。
- きごみ 【着込み・着籠】 上衣の下に腹巻・鎖帷子(クサリカタビラ)など軽便な防御具をつけること。また,その防御具。きごめ。 ; 【気込み】 一心になること。意気込み。 「左(サ)も大事をしあふせたる―になりて/谷間の姫百合(謙澄)」
- きごむ 【気込む】 何かをしようと張り切る。意気込む。 「『ですもの…』と―・んで,繁は仍(ナホ)言はうと為るのを欽哉は遮つて/青春(風葉)」
- きごめ 【生米】 まだ精白してない米。玄米。黒米。
- きごや 【木小屋】 材木などを入れておく小屋。木屋。
- げきご 【激語】 興奮して激しい口調で言うこと。また,その言葉。 「感情が高まって,つい―する」
- しきご 【識語】 写本・刊本などで,本文の前またはあとに,その本の来歴や書写の年月・氏名などを記したもの。しご。
- せきご 【隻語】 わずかのことば。 「片言―」
例文
- これを置き碁(おきご)と言う。
- 置き碁(おきご)は、囲碁用語のひとつで棋力の差がある二人が対局する場合、ハンデとしてあらかじめ碁盤に石を置いて対局する事をいう。
- また萱野一族の中には、三平のほかにも兄重道(紅山(こうざん))を始め、母の弟藤井家房とその子光貞(蘭風(らんふう))、北河原好昌、小畑治左衛門(和泥(わでい))、北河原保親(休計(きゅうけい))等の多くの優れた俳人が活躍し、蘭風編「椎柴集(しいしばしゅう)」「萱野草」、休計編「浪速置火燵(なにわおきごたつ)」等の俳書に多くの句を残している。