きりのう 意味
- 【切能・尾能】
能の番組で最後に演ずる能。五番立ての演能で五番目に演じられる曲の一類。天狗(テング)物・鬼畜物・鬼神物・早舞(ハヤマイ)物などで,その後場はテンポが速く,太鼓が入り,にぎやかで壮快な趣のものが多い。五番目物。
- きりの 【桐野】 姓氏の一。
- りのう 【離農】 農業をやめて他の職につくこと。
- きり-のう [2] 【切能・尾能】 能の番組で最後に演ずる能。五番立ての演能で五番目に演じられる曲の一類。天狗(テング)物・鬼畜物・鬼神物・早舞(ハヤマイ)物などで,その後場はテンポが速く,太鼓が入り,にぎやかで壮快な趣のものが多い。五番目物。
- きりのき-ずみ [4] 【桐の木炭】 桐の木を焼いてつくった炭。粉末にして火薬に混ぜたり,懐炉灰に用いる。
- きりのと 【桐の薹】 〔「きりのとう」の転〕 (1)模様・紋章の一。「九七桐」「五七桐」「五三桐」の総称。 (2)〔(1)の紋が刻印されていたところから〕 小判・一分金(イチブキン)など判金の異名。 「やり手までも光をかざる―をもらひ/浮世草子・一代男 7」
- きりのはな 【桐の花】 歌集。北原白秋作。1913年(大正2)刊。日本の伝統的形式の短歌に,都会的・西洋的な近代的詩情を導入,新鮮な美しさを示す白秋の第一歌集。
- きりのれん 【切り暖簾】 商家で用いる丈の短い暖簾。上から半分ほど縫ってあり,下部が開いている。
- ねたきりの 【寝たきりの】 bedridden. 寝たきり老人 a bedridden old man.
- いりのう 【入能】 能の上演で,予定の番組のほかに,貴顕の所望などによって臨時に上演される曲。御乞能(オコイノウ)。
- のりのうみ 【法の海】 仏の教えが深遠で,その慈悲心の広大なことを海にたとえた語。法海。 「みるめなき涙のそこに沈む身を―にも浮べてしかな/壬二集」
- ほりのうち 【堀内】 姓氏の一。 ; 【堀の内】 (1)中世在地領主の屋敷地内。 (2)城下町の堀の内側に形成された町。地名として残っている所が多い。
- かかりきりの 従事している; 忙しい
- きりのきずみ 【桐の木炭】 桐の木を焼いてつくった炭。粉末にして火薬に混ぜたり,懐炉灰に用いる。
- きりの-としあき 【桐野利秋】 (1838-1877) 幕末・維新期の志士・軍人。薩摩藩出身。初め中村半次郎と称す。戊辰(ボシン)戦争に従軍。新政府では陸軍少将。征韓論分裂により西郷隆盛とともに下野し,西南の役で戦死。
- しきりのとし 【頻りの年】 ここ数年。近年。 「―より以来平氏王皇蔑如して政道にはばかる事なし/平家 5」