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このは-ばみ 意味

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  • このはばみ    【木の葉銜】 ⇒杏葉轡(ギヨウヨウグツワ)
  • このは    【木の葉】 (1)冬になって散る葉。散り残っている樹木の葉についてもいう。﹝季﹞冬。 「―が舞い落ちる」 →きのは(木の葉) (2)木の葉は軽いことから,軽いもの,取るに足らないものの意で,接頭語のように用いる。こっぱ。 「―侍」「―鬼」
  • つのはしばみ    【角榛】 カバノキ科の落葉低木。山地に生える。葉は倒卵形。雌雄同株で,春,葉に先立ち開花。果実は上端が角のようになった総包に包まれ,中に堅果があって食用になる。ナカハシバミ。
  • あけび-このは     [4] 【通草木の葉】 ヤガ科のガ。体長約3.5センチメートル,開張約10センチメートル。前ばねは褐色,後ろばねは橙黄(トウコウ)色で巴(トモエ)状の黒斑がある。静止した姿は枯れ葉によく似る。幼虫はムベ・アケビなどの葉を食う。成虫は桃などの果汁を吸う害虫。夏,羽化する。日本各地と中国・インドなどに分布。
  • このはいし    【木の葉石】 (1)多数の木の葉の化石を含んでいる堆積岩。多くは泥岩。栃木県塩原町付近から出土するものが有名。 (2)温泉沈殿物である石灰華で,木の葉の印痕を有するもの。
  • このはがみ    【木の葉髪】 晩秋から初冬の頃,木の葉が散るように,常より多く脱け落ちる頭髪をいう語。﹝季﹞冬。《―文芸ながく欺きぬ/中村草田男》
  • このはざる    【木の葉猿】 (1)小さな猿。身軽に飛びまわって,樹間に見え隠れする小猿。 「御迎ひに馬,乗物,―共をおびたたしく遣はし給ふ/御伽草子・のせ猿」 (2)熊本県玉東町木葉で作る郷土玩具。土製の猿に彩色したもの。
  • このはずく    【木の葉木菟】 フクロウ目フクロウ科の鳥。全長約20センチメートルで,日本産フクロウ類では小形。背面は褐色,腹面は淡褐色で,全身に黒ないし褐色の縦斑があり,頭に耳状の羽毛がある。ブッポーソーと鳴き「声の仏法僧」といわれる。北海道・本州の森林で繁殖し,冬期は南へ移動する。
  • このはな    【此の花】 (1)〔古今(仮名序)「なにはづに咲くやこの花冬ごもり今は春べと咲くやこの花」による〕 梅の花の異名。 (2)〔元稹(ゲンシン)の詩句「不是花中偏愛菊,此花開後更無花」より〕 菊の花の異名。
  • このはぶね    【木の葉舟】 波に浮き沈みする小舟を木の葉に見立てた語。また,水に流れる木の葉を舟に見立てた語。
  • このはむし    【木の葉虫】 ナナフシ目コノハムシ科の昆虫の総称。熱帯アジアからニューギニアにかけて分布する珍虫。体長約8センチメートル。全身緑色。腹部が著しく扁平で頭部と胸部は細い。全身が木の葉にそっくりで,擬態の例として有名。
  • このは-いし     [3] 【木の葉石】 (1) 多数の木の葉の化石を含んでいる堆積岩。多くは泥岩。栃木県塩原町付近から出土するものが有名。 (2) 温泉沈殿物である石灰華で,木の葉の印痕を有するもの。
  • このは-おとし     [4] 【木の葉落(と)し】 (1) 木の葉が落ちるように左右交互に横すべりをしながら降下する飛行技術。 (2) (木の葉を吹き落とすことから) 木枯(コガラ)しのこと。
  • このは-がえし    ―ガヘシ [4] 【木の葉返し】 木の葉が風に翻るように軽快なはやわざ。このはがえり。「薙刀(ナギナタ)柄長くおつとりのべて,…一所に当るを―/謡曲・巴」
  • このは-がくれ     [4] 【木の葉隠れ】 木の葉に隠れて見えないこと。また,その所。「いまよりは―もなけれども時雨に残る村雲の月/新古今(冬)」