さいめんのぶし 意味
- 【西面の武士】
後鳥羽上皇が院の西面に伺候させた武士。北面の武士とともに院の警備,御幸の護衛,盗賊の追捕などの任にあたった。承久の乱以後廃止。さいめん。にしおもて。にしおもてのぶし。
- さいめん-の-ぶし 【西面の武士】 後鳥羽上皇が院の西面に伺候させた武士。北面の武士とともに院の警備,御幸の護衛,盗賊の追捕などの任にあたった。承久の乱以後廃止。さいめん。にしおもて。にしおもてのぶし。
- ほくめんのぶし 【北面の武士】 院の北面に詰めて近侍した武者。四位の者を上(シヨウ)北面,五位・六位の者を下(ゲ)北面と呼び,院の武力組織の中心。白河院のとき初めて設置。北面の者。きたおもて。
- いんのさいめん 【院の西面】 院の御所の西面に控え,院中の警備にあたる武士。後鳥羽上皇が設置し,1221年の承久の乱後に廃止。 →院の北面 →西面の武士
- さいめん 【西面】 (1)西に向かうこと。西むき。せいめん。 (2)「西面の武士」の略。にしおもて。 「ほくめん・―とて,侍を近く召し使はるることあり/承久軍物語」
- いん-の-さいめん ヰン― 【院の西面】 院の御所の西面に控え,院中の警備にあたる武士。後鳥羽上皇が設置し,1221年の承久の乱後に廃止。 院の北面 西面の武士
- さいめいてんのう 【斉明天皇】 (594-661) 日本書紀で第三七代天皇(在位 655-661)の漢風諡号(シゴウ)。第三五代皇極天皇の重祚(チヨウソ)。皇居は飛鳥板蓋宮(アスカイタブキノミヤ),のち飛鳥岡本宮。百済(クダラ)救援軍を率いて九州に下り,筑紫朝倉宮で病死。
- さいめい-てんのう ―テンワウ 【斉明天皇】 (594-661) 日本書紀で第三七代天皇(在位 655-661)の漢風諡号(シゴウ)。第三五代皇極天皇の重祚(チヨウソ)。皇居は飛鳥板蓋宮(アスカイタブキノミヤ),のち飛鳥岡本宮。百済(クダラ)救援軍を率いて九州に下り,筑紫朝倉宮で病死。
- のぶし 【野伏・野臥】 (1)山野に野宿して修行する僧。山伏。 「仏名の―にてまかり出でて侍りける年/拾遺(雑下詞)」 (2)(「野武士」とも書く)南北朝・室町時代,農民の武装集団。山野に潜伏し,物資を略奪し戦闘にも参加した。戦国時代に大名などが徴発し,戦闘に参加させた者をもいう。のぶせり。 (3)合戦に先だち小人数で攻撃をしかけること。[日葡] (4)定まった住居がなく山野に野宿している者
- さいぼうせいめんえき 【細胞性免疫】 血清抗体をつくらず,細胞が直接作用して発現する免疫反応。主として T リンパ球による。ツベルクリン皮内反応や移植片拒絶反応など。 →体液性免疫
- さいめ 【際目・境目】 さかいめ。境界。 「隣国―の論により/浄瑠璃・妹背山」 ; 【采目・賽目】 さいころの目。さいの目。
- いそ-かいめん [3] 【磯海綿】 海綿動物の一群の総称。体は定形をなさず,体長には先端に穴のあいた噴火山形の突起が多数あり,岩に苔状(コケジヨウ)にはりつく。ダイダイイソカイメン・クロイソカイメンなど。日本各地の海岸に分布。
- いち-せいめん [3] 【一生面】 (「いっせいめん」とも) 新しく開かれた方面。新生面。「物理学研究に―を開く」
- いっ-せいめん [3] 【一生面】 いちせいめん
- かいめん 【皆免】 ある期間内の貸借・質入れなどの契約に関する権利・義務を破棄させる制令を出すこと。徳政。 「天下徳政になして―の時/浮世草子・新可笑記 3」 ; 【海面】 海の表面。 ; 【海綿】 (1)海綿動物の総称。 (2)モクヨクカイメンをさらして,繊維状の骨格だけにしたもの。弾力があり,よく水分を吸う。化粧・医療・事務用品に用いる。スポンジ。
- かいめん-しつ [3] 【海綿質】 モクヨクカイメン・イソカイメンなど多くの海綿動物の骨格をなす繊維を構成するタンパク質。硬タンパク質のコラーゲンに似ており,弾性に富む。スポンギン。スポンジン。
例文
- 西面武士(さいめんのぶし)とは、鎌倉時代、上皇に仕え,身辺の警衛、奉仕などにあたった武士集団のこと。