のぶ 意味
- 【伸ぶ・延ぶ】
※一※ (動バ上二)
⇒のびる
※二※ (動バ下二)
⇒のべる
- 【述ぶ】
⇒のべる
- しのぶ 【信夫】 福島県の旧郡名。現在は福島市内に含まれる。この地の「信夫山」「信夫の森」「信夫の里」などは歌枕として古歌に詠まれた。 「人しれず苦しき物は―山したはふ葛の恨みなりけり/新古今(恋二)」 ; 【信夫】 姓氏の一。 ; 【忍・荵】 (1)シノブ科夏緑性シダ植物。岩や木に着生する。根茎は太く,長くはい,淡褐色の鱗片を基部に密生する。葉は長柄で根茎につき,三角形で羽状に分裂
- のぶか 【篦深】 射た矢が深く突き刺さるさま。 「畠山馬の額を―に射させて/平家 9」
- のぶき 【野蕗】 キク科の多年草。山中の林下に自生。葉はフキの葉に似た腎臓状三角形。八~一〇月,枝先に白色の小さい頭状花をつける。果実は棍棒(コンボウ)状で放射状につき,繊毛があって衣服などに付く。
- のぶこ 【伸子】 小説。宮本百合子作。1924(大正13)~26年「改造」に発表。主人公伸子が周囲の反対を押して結婚しながら,結局は夫の小市民的な安住を拒否して離婚を決意するまでを描く自伝的小説。
- のぶし 【野伏・野臥】 (1)山野に野宿して修行する僧。山伏。 「仏名の―にてまかり出でて侍りける年/拾遺(雑下詞)」 (2)(「野武士」とも書く)南北朝・室町時代,農民の武装集団。山野に潜伏し,物資を略奪し戦闘にも参加した。戦国時代に大名などが徴発し,戦闘に参加させた者をもいう。のぶせり。 (3)合戦に先だち小人数で攻撃をしかけること。[日葡] (4)定まった住居がなく山野に野宿している者
- のぶち 【野縁】 天井板を張るために,小屋梁などからつるした細長い横木。
- のぶみ 【野文】 江戸時代,貧者の葬式に,僧が直接出向いて引導を渡す代わりに交付した文書。
- のぶろ 【野風呂】 屋外で風呂をたくこと。また,その風呂。野天風呂。露天風呂。 ; 【野風炉】 茶道で,野点(ノダテ)のとき用いる風炉。
- のぶん 【攵】 攵繞(ブンニヨウ)の「攵」の形の俗称。
- みのぶ 【身延】 山梨県南西部にある身延山久遠寺(クオンジ)の門前町を中心とする町。 ; 【見延ぶ】 (1)遠くへ視線をやる。遠くを見やる。 「目を―・べて,此の僧をいかにも思ひたる気色もなくありける/今昔 20」 (2)流し目をする。気取った目つきをする。 「(顔ヲ)さし隠して,見かへりたるまみ,いたう―・べたれど/源氏(紅葉賀)」
- いのぶた 【猪豚】 イノシシと家畜のブタとの交配による一代雑種。食肉用に飼育される。
- おだ-のぶかつ 【織田信雄】 (「のぶお」とも) (1558-1630) 安土桃山・江戸初期の武将。信長の次男。本能寺の変後,尾張清洲城主。小牧・長久手に豊臣秀吉と対戦。のち秀吉と和解。大坂の陣後,家康より大和に五万石を与えられた。
- おだ-のぶたか 【織田信孝】 (1558-1583) 安土桃山時代の武将。信長の三男。本能寺の変後,豊臣秀吉とともに明智光秀を討つ。のち柴田勝家と結んで,秀吉および異母兄信雄と対立して敗れ自刃。
- おだ-のぶただ 【織田信忠】 (1557-1582) 安土桃山時代の武将。信長の長男。秋田城介。岐阜城主。本能寺の変に,二条城で明智光秀の軍と戦い自刃した。
例文
- 母が箱詰めのぶどうを送ってくれました。
- 彼女はかごの中のぶどうを丹念に選んでいる。
- 僕高卒だからそのぶん高校の問題とか出来る。
- ホントしつこいなぁ、しのぶさん。
- 彼のぶしつけな質問に少女は当惑した様子だった。
- 良質のぶどう酒ではフランスに太刀打ちできる国はない。
- ビルのぶっきらぼうな態度は誤解を生む原因になっている。
- どうしてこんな上等のぶどう酒を今まで取って置いたのか。
- リハーサルなしでのぶっつけ本番の演奏だったため、あまり上手い出来とは言えなかった。
- 歴史的には、朝鮮半島が両国のぶつかり合う場となった。