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唐輪 意味

読み方:
"唐輪"の例文

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  • からわ ◎
    (1)子供の髪形の一。鎌倉時代,元服前の童子が髻(モトドリ)から上を二つに分け,頭の上で二つの輪を作るもの。
    「年十五,六ばかりなる小児(コチゴ)の,髪―にあげたるが/太平記 2」
    (2)室町末期以降の女子の髪形。髪を頭の上に束ね,それをいくつかに分けて輪を作り,根元を余りの髪で巻くもの。兵庫髷(ヒヨウゴワゲ)はこれから出たといわれる。唐子まげ。

  • 唐車    からぐるま ③ 大型の牛車(ギツシヤ)。屋根は唐破風(カラハフ)に作り,檳榔(ビロウ)の葉で葺(フ)き,箱の周囲を美しく飾った車。上皇・皇后・東宮・准后・親王・摂政・関白が,晴れの時に用いた。唐の車。唐庇(カラビサシ)の車。
  • 唐豇    とうささげ ③ インゲンマメの別名。
  • 唐辛子    とんがらし ③ 「とうがらし(唐辛子)」の転。
  • 唐語・韓語    からことば 中国・朝鮮の言葉。また,わからない言葉。外国語。からこと。[日葡]
  • 唐辛子・唐芥子・蕃椒    とうがらし ③ (1)ナス科の一年草。南アメリカの熱帯原産。日本には近世初期に渡来。高さ60センチメートル内外。夏,葉腋に白色の花を開く。果実の形は細長いもの,丸いもの,大小様々あり,熟すと赤・黄などとなる。一般に辛味が強く,香辛料や薬用とする。変種のシシトウガラシやピーマンは食用に,ゴシキトウガラシは観賞用にする。辛味の強いタカノツメなどは南蛮(ナンバン)辛子・南蛮・高麗胡椒(コウライゴシ
  • 唐話纂要    とうわさんよう 江戸中期の中国語学習書。岡島冠山著。六巻。1716年頃成る。中国語の語句・会話文の発音と意味を記す。
  • 唐通事    とうつうじ ③ 江戸時代,長崎の唐人屋敷・出島に役所を置き,中国人との貿易交渉に通訳兼商務官として携わった者。およそ七〇家が世襲で任に当たった。
  • 唐詩選    とうしせん 中国,唐代の名詩選。七巻。明の李攀竜(リハンリヨウ)の編とされるが未詳。唐代の詩人一二八人の代表作四六五編を採録。唐詩正統派の格調や声律を伝える。日本には江戸初期に伝来して以後,漢詩入門書として盛行。
  • 唐金    からかね ◎② 〔中国から製法が伝わったことから〕 青銅のこと。

例文

  • 唐輪(からわ):江戸前期京阪で流行。
  • 唐輪や立兵庫系の髪型と思われる。
  • 唐輪の派生。
  • 稚児輪(ちごわ)、唐輪(からわ)、唐子髷(からこまげ)とも呼ばれる。
  • 形の似た唐輪をアレンジしているが、中国女性の髪形にヒントを得たものだろう。
  • 唐輪(からわ)とは、安土桃山時代ごろ兵庫や堺などの上方の港町の遊女に好まれた女髷。
  • この項目「唐輪」は、調べものの参考にはなる可能性がありますが、まだ書きかけの項目です。