屋敷跡 意味
- 屋敷 やしき ③ (1)家の建っている土地の一区画。また,その中の家。特に,大きな家。 (2)家を建てるべき土地。 「あなたに,ひろひろとした―をとつておかせられてござるほどに/狂言・武悪」 (3)本宅以外に設けた敷地や家屋。また,諸藩が本拠地以外に設けた藩邸。 「裏に―を何程か建て出し/浮世草子・桜陰比事 2」 (4)「武家屋敷」に同じ。 「後呼びの内儀は今度は―から(支考)/続猿蓑
- お屋敷 シャトー; 大所; 屋敷; レジデンス; お宅; 御亭; 御屋敷; 大きなお屋敷; 邸宅; 邸
- 上屋敷 かみやしき ③ 江戸時代,地位の高い大名・武家が平常の住居とした屋敷。特に,諸国の大名が江戸市中に設けて,平常の住居とした屋敷。 →中(ナカ)屋敷 →下(シモ)屋敷
- 下屋敷 したやしき ③ ⇒しもやしき(下屋敷) ; しもやしき ③ 江戸における大名屋敷のうち,郊外などに構えた控えの別邸。しもやかた。したやかた。したやしき。 →上屋敷(カミヤシキ) →中屋敷
- 中屋敷 なかやしき ③ 江戸における諸大名の邸宅のうち,本邸である上(カミ)屋敷に対し,下(シモ)屋敷とともに非常の際の居所として設けられた屋敷。 →上屋敷 →下屋敷
- 家屋敷 いえやしき ③ 家屋と宅地。 「先祖代々の―」
- 屋敷内 やしきうち ◎ 家を構えた一区域の土地の内。屋敷のなか。
- 屋敷城 やしきじろ 屋敷構えの,小さい城。
- 屋敷改 やしきあらため ④ 江戸幕府の職名。江戸府内の武家・庶民・社寺の屋敷に関する警衛の事務をつかさどるもの。四人で,書院番・小姓組の両番から出役。新地奉行。
- 屋敷町 やしきまち ③ (1)邸宅が並んでいる町。 (2)武家屋敷の並んでいる町。屋形町。
- 屋敷神 やしきがみ ③ 屋敷地の一隅やその隣接地にまつる神。山の神・稲荷などをまつることが多い。
- 屋敷者 やしきもの ◎ 武家屋敷に奉公している者。やかたもの。
- 御屋敷 お屋敷; 邸; 邸宅; 御亭; 大所; 屋敷; レジデンス; シャトー
- 新屋敷 しんやしき ③ (1)新築した屋敷。 (2)新しく開いた宅地。 (3)分家。新宅。
- 牢屋敷 ろうやしき ③ 牢屋を構えた一区域の土地。