花屋 意味
- はなや ②
花を売る店。また,その人。
――の柳(ヤナギ)
江戸時代,花屋が看板として店先に植えた柳。なすことなく入り口などに立っていることや,その人をたとえていう。
「かどぐちに立はだかつて―ぢやああるめえし/滑稽本・膝栗毛 8」
- 花屋敷 はなやしき ③ (1)多くの花を植えて,人に見せるための庭園。 (2)東京都台東区浅草寺に隣接する遊園地。
- 花屋日記 はなやにっき 俳書。二巻。僧文暁著。1811年刊。上巻に芭蕉の発病から終焉・葬送の模様を伝える門人たちの手記を,下巻に門弟・縁者の書簡を収めるが,創作である。芭蕉翁反古文(バシヨウオウホゴブミ)。
- 花尽{(く)}し はなづくし ③ (1)いろいろな花の名をあげること。 (2)いろいろな花をかいた模様。
- 花尽{(}く{)}し はなづくし ③ (1)いろいろな花の名をあげること。 (2)いろいろな花をかいた模様。
- 花尽(く)し はな-づくし [3] 【花尽(く)し】 (1) いろいろな花の名をあげること。 (2) いろいろな花をかいた模様。
- 花客 かかく ◎① (1)花見客。 (2)お得意の客。顧客。 ; かきゃく ◎① ⇒かかく(花客)
- 花屑 はなくず ③ 散り落ちた桜の花びら。﹝季﹞春。
- 花実 かじつ ① (1)花と実。 (2)(歌論・連歌論・俳論で)外形と実質。形式と内容。 ; はなみ ①② (1)花と実。 (2)名と実(ジツ)。 ――が咲・く よい結果を得る。栄耀(エイヨウ)栄華を得る。 「死んで―・くものか」
- 花山吹 はなやまぶき 襲(カサネ)の色目の名。表は薄朽葉(ウスクチバ),裏は黄色。また,表薄朽葉,裏黄の五枚重ねに青の単(ヒトエ)。