違い棚 意味
- ちがいだな ②◎
隣り合う棚板を段違いに取り付けた棚。普通,床の間の脇に設けられる。ちがえだな。
→床脇(トコワキ)棚
- 通し違い棚 とおしちがいだな ⑤ ⇒とおりちがいだな(通違棚)
- 通り違い棚 とおりちがいだな ⑤ 床脇(トコワキ)棚の一。上の方に違い棚をつけ,その下に通り棚をつけたもの。普通,違い棚の上方に袋戸棚がある。通し違い棚。
- 重ね違い棚 かさねちがいだな ⑤ 二段以上連ねた違い棚。床の間や書院などの脇につける。
- 仕切り違い棚 しきりちがいだな ⑤ 床脇棚の一。上下一組二枚の違い棚を一本の束(ツカ)で支えるように作ったもの。
- 違い たがい ◎ ちがい。相違。 「本物に―ない」 ; ちがい ◎ (1)相違。また,その差。 「性格の―」「両者にはそれほどの―はない」 (2)誤り。まちがい。 「計算に―がある」 (3)交差すること。 「―沢瀉(オモダカ)」
- 向(か)い棚 むかい-だな ムカヒ― [2] 【向(か)い棚】 飾り棚の形式で,向かい合いになった小さな棚が左右に付いたもの。
- 向{(}か{)}い棚 むかいだな ② 飾り棚の形式で,向かい合いになった小さな棚が左右に付いたもの。
- 向{(か)}い棚 むかいだな ② 飾り棚の形式で,向かい合いになった小さな棚が左右に付いたもの。
- 通り向(か)い棚 とおり-むかいだな トホリムカヒ― [5] 【通り向(か)い棚】 床脇(トコワキ)棚の一。通り棚の上に短い棚を左右向き合わせにつけたもの。普通,上の方に袋戸棚がある。
- 通り向{(}か{)}い棚 とおりむかいだな ⑤ 床脇(トコワキ)棚の一。通り棚の上に短い棚を左右向き合わせにつけたもの。普通,上の方に袋戸棚がある。
- 通り向{(か)}い棚 とおりむかいだな ⑤ 床脇(トコワキ)棚の一。通り棚の上に短い棚を左右向き合わせにつけたもの。普通,上の方に袋戸棚がある。
- 種違い・胤違い たねちがい ③ 兄弟姉妹で,母は同じで父が異なること。たねがわり。異父。 →腹違い
- 人違い ひとちがい ③ 別の人をある人と間違うこと。また,ある人を別の人と間違えること。ひとたがえ。ひとたがい。ひとちがえ。
- 仲違い なかたがい ③ 仲が悪くなること。不仲。なかちがい。 「友人と―する」
- 作違い さくちがい ③ 農作物のできばえが予想に反して悪いこと。凶作。不作。 ⇔作当たり
例文
- 書院造の違い棚の種類に「やぐら」がある。
- 仇名を「違い棚」。
- 床脇棚は違い棚。
- 書院造は、床の間(または押板)、違い棚、付書院という座敷飾りを備えたものである。
- また、押板(床の間の前身)や違い棚は、書画、置物などを飾る場所として造られてきた。
- 原稿の締切が迫って徹夜が3日続いた時、眠らないために、違い棚を机代わりに、立って執筆した。
- 口が曲がっていたので「口いがみの扇枝」や「違い棚の扇枝」(口が違い棚のように曲がっていた)とあだ名された。
- 口が曲がっていたので「口いがみの扇枝」や「違い棚の扇枝」(口が違い棚のように曲がっていた)とあだ名された。
- 床脇棚は、二段の棚を組合わせた「違い棚」代表的だが、施主の好みにより「釣り棚」等他の様式が採られることもある。
- 「違い棚」の仇名の理由は分かっていないが「違ひ棚が得手物」という記事があり余芸の色物の呼び名だったのかもしれない。