あさざけ 意味
関連用語
あさざ: 【莕菜・荇菜】 リンドウ科の多年生水草。沼沢に自生する。葉は緑色の広楕円形で,地下茎から長い柄を出して水面に浮かぶ。夏,黄色の五弁花を水上に開く。若葉は食用。ハナジュンサイ。﹝季﹞夏。
あさ-ざけ: [0] [2] 【朝酒】 朝から酒を飲むこと。また,その酒。
あさざくら: 【朝桜】 朝露をおびて咲く清らかな桜。
あさざわおの: 【浅沢小野】 大阪市住吉区の住吉神社付近にあった低湿地。カキツバタの名所。浅沢沼。((歌枕))「住吉(スミノエ)の―のかきつはた衣に摺り付け着む日知らずも/万葉 1361」
さざ: 【且座】 〔「しゃざ」とも〕 茶の湯の七事式の一。五人で行う。正客(シヨウキヤク)が花を生け,次客が炭をつぎ,三客が香をたいて一同で聞き,東(トウ)(亭主)は濃茶,半東(ハントウ)(亭主の補助役)は薄茶をたてる。 ; (「と」を伴って)さわがしいさま。ざわざわ。 「―と笑ひののしりて/栄花(月の宴)」
いさざ: 【鱊】 シロウオの異名。[本草綱目啓蒙] ; 【魦】 スズキ目の淡水魚。全長約7センチメートル。ハゼの一種で,体形はマハゼにやや似る。体色は淡褐色。昼間は深所に群れ,夜間は湖面近くまで浮上する。佃煮(ツクダニ)にして食用。琵琶湖の特産。﹝季﹞冬。《水増て―とれぬ日続きけり/円嶺》
さざい: 【栄螺】 「さざえ」の転。 ; 【鷦鷯】 ミソサザイの異名。
さざえ: 【栄螺・拳螺】 海産の巻貝。貝殻は卵円錐形で,殻高10センチメートル以上になる。浅海の岩礁にすみ,殻表に長く太いとげがあるが,内海の波の静かな所の個体にはとげのないものがある。刺身・壺焼きなどにして美味。貝殻は貝細工・ボタンの材料。北海道南部から九州,朝鮮半島南部に分布。さざい。﹝季﹞春。《角欠けていよ老いし―かな/原石鼎》
さざき: 【鷦鷯】 ミソサザイの古名。 「高行くや速総別(ハヤブサワケ),―とらさね/古事記(下)」
さざれ: 【細れ】 (1)名詞に付いて接頭語的に用い,「わずかな」「こまかい」「小さい」の意を表す。「―いし」「―なみ」など。 (2)「さざれいし」の略。 「小川のさ波―こえ行く/夫木 2」
さざ波: リーフポイント; 軋み; 相克; 葛藤; 締め綱; 起伏; 摩擦; 不仲; さざ波の; 激浪; 澪つくし; 背中合わせ; 澪じるし; しわ; 不調和; 小波; 不和; 仲違; 波紋; 仲たがい; 漣; 入り組み; 軋; 確執; 相剋; 潮衝; 縮帆索; 潮動; 入組; 風波; 不協和音; 波風; 仲違い; 軋轢; 激流; 早瀬の流れ; 激潮; 縮帆部; 波打ち; ラニヤード; 巻き毛; 荒波;
さざ-なみ: [0] 【細波・小波・漣】 (古くは「ささなみ」) (1) 水面に一面にできるこまかい波。「―が立つ」 (2) 小さな心のゆれや争いごとのたとえ。 (3) 琵琶湖南西部沿岸地の古地名。「―の国つ御神のうらさびて/万葉 33」
さざ-めき: [0] [4] さざめくこと。また,その声や音。ざわめき。「祭りの―」
あさ: 【朝】 夜が明けてからしばらくの間。または,正午までの間。 「―が来る」「―早く起きる」 ; 【麻】 (1)クワ科の一年草。中央アジア原産。渡来は古く,古代から重要な繊維植物として栽培されてきた。茎は直立し,1~3メートルになる。葉は三~九枚の小葉からなる掌状複葉で,各小葉は披針形で縁に鋸歯(キヨシ)がある。雌雄異株。初夏,淡緑黄色の雄穂,緑色の雌穂をつける。雌株からは麻薬がとれる
あさ-あさ: 【浅浅】 ■一■ (副) (1) 浅いさま。うっすらとしたさま。「―と萌初(モエソ)めた麦畠は/破戒(藤村)」 (2) 軽く考えるさま。「父の詠をだにも―と思ひたりし上は/後鳥羽院御口伝」 ■二■ (名) (女房詞) 浅漬けの漬物。「なかはしより―まゐる/御湯殿上(天正一四)」