あさざわおの 意味
- 【浅沢小野】
大阪市住吉区の住吉神社付近にあった低湿地。カキツバタの名所。浅沢沼。((歌枕))「住吉(スミノエ)の―のかきつはた衣に摺り付け着む日知らずも/万葉 1361」
関連用語
あさざ: 【莕菜・荇菜】 リンドウ科の多年生水草。沼沢に自生する。葉は緑色の広楕円形で,地下茎から長い柄を出して水面に浮かぶ。夏,黄色の五弁花を水上に開く。若葉は食用。ハナジュンサイ。﹝季﹞夏。
あさざくら: 【朝桜】 朝露をおびて咲く清らかな桜。
あさざけ: 【朝酒】 朝から酒を飲むこと。また,その酒。
よねざわおり: 【米沢織】 山形県米沢地方から産出する織物の総称。藩主上杉鷹山(ヨウザン)が桑・苧麻の植栽を奨励し,小千谷から縮(チヂミ)の技術を導入したのに始まる。紬(ツムギ)・縮緬(チリメン)・博多・黄八丈などが織られる。
かわおのたち: 【革緒の太刀】 平安時代,武官が着用した太刀。平緒を用いず,革緒を用いたからいう。
あさがおの: 【朝顔の】 (1)目立って美しく咲くことから「穂に咲き出」にかかる。 「―穂には咲き出ぬ恋もするかも/万葉 2275」 (2)「咲く」と同音の「離(サ)く」にかかる。 「―年さへこごと我は離(サ)かるがへ/万葉 3502」
かざわおんせん: 【鹿沢温泉】 群馬県吾妻郡嬬恋(ツマゴイ)村にある温泉。泉質は重曹泉。一帯は高原で避暑地・スキー場として知られる。
のざわおんせん: 【野沢温泉】 長野県北東端,野沢温泉村にある温泉。硫黄泉。冬はスキーヤーでにぎわう。
さざ: 【且座】 〔「しゃざ」とも〕 茶の湯の七事式の一。五人で行う。正客(シヨウキヤク)が花を生け,次客が炭をつぎ,三客が香をたいて一同で聞き,東(トウ)(亭主)は濃茶,半東(ハントウ)(亭主の補助役)は薄茶をたてる。 ; (「と」を伴って)さわがしいさま。ざわざわ。 「―と笑ひののしりて/栄花(月の宴)」
たんざわおおやまこくていこうえん: 【丹沢大山国定公園】 神奈川県北西部,丹沢山地の中心部を区域とする国定公園。尾根・沢ともに登山コースが開かれ,登山者が多い。
おの: 【小野】 〔「お」は接頭語〕 野。野原。 「萩が花ちるらむ―のつゆじもに/古今(秋上)」 ; 【小野】 (1)京都市山科区小野。勧修寺・小栗栖の一帯をいう。小野小町の伝説が多く,真言宗小野流の本山随心院には小町宅跡がある。 (2)京都市左京区八瀬・大原の一帯,旧小野郷をいう。「伊勢物語」第八三段,「源氏物語」夕霧と手習の巻以降の舞台。((歌枕)) (3)滋賀県彦根市鳥居本町の
ざわ-ざわ: [1] (副)スル (1) 大勢の人が集まってざわついているさま。「会場が―(と)して落ち着かない」 (2) 木の葉や枝が触れ合って音を立てるさま。「雑木林が風で―(と)する」 (3) 鳥肌だつようなさま。「熱があって―する」
おの-おの: [2] 【各・各々】 ■一■ (名) (1) (人間について)ひとりひとり。めいめい。各自。「―の義務」「―一つずつ持つ」 (2) (事物について)ひとつひとつ。それぞれ。各個。「―の条項を参照する」 ■二■ (代) 二人称。多人数に向かって呼びかける語。皆さん。「これ御覧ぜよ,―/平家 3」
いわお: 【巌】 大きな岩。大盤石。 「―のように立ちはだかる」「さざれ石の―となりて苔(コケ)のむすまで」
かわお: 【革緒】 革で作った紐(ヒモ)。太刀などに用いる。