あらきだ-もりたけ 意味
- 【荒木田守武】
(1473-1549) 室町後期の連歌師・俳諧師。伊勢内宮の神職。山崎宗鑑とともに,俳諧の連歌からの独立に影響を与えた。著「守武千句」「世中百首(伊勢論語)」など。
関連用語
あらきだもりたけ: 【荒木田守武】 (1473-1549) 室町後期の連歌師・俳諧師。伊勢内宮の神職。山崎宗鑑とともに,俳諧の連歌からの独立に影響を与えた。著「守武千句」「世中百首(伊勢論語)」など。
あらきだ: 【新墾田】 新たに開墾した田。 「―の鹿猪田(シシダ)の稲を倉に上げて/万葉 3848」 ; 【荒木田】 姓氏の一。伊勢皇大神宮の禰宜・権禰宜を世襲した一族。 ; 【荒木田】 もと東京荒川沿岸の荒木田原に産した土。茶褐色の粘土で粘着力に富む。現在は産地にかかわらず水田・沼などから産する同種の土をいう。壁土や園芸用。相撲の土俵の盛り土にも用いる。荒木田土。
もりたけ: 【守武】 ⇒荒木田(アラキダ)守武
もりたけ-せんく: 【守武千句】 俳諧句集。一冊。荒木田守武作。1540年成立。1652年刊。伊勢内宮神官の守武が伊勢神宮に奉納した独吟千句。俳諧形式の確立,地位向上に大きな役割を果たす。誹諧之連歌独吟千句。飛梅千句。
もりたけ-りゅう: ―リウ 【守武流】 荒木田守武の俳諧作風。また,守武を祖とする一派。伊勢流。 荒木田守武
もりた-まさたけ: 【森田正馬】 (1874-1938) 精神科医。高知県生まれ。東京慈恵会医大教授。森田療法を創始。
あらきだひさおゆ: 【荒木田久老】 (1746-1804) 江戸後期の国学者・歌人。伊勢内宮の神職。号,五十槻園(イツキノソノ)。賀茂真淵に学び,万葉風の和歌をよくした。著「万葉考槻落葉」「日本紀歌解」,家集「槻落葉歌集」
あらきだれいじょ: 【荒木田麗女】 (1732-1806) 江戸後期の女流文人。伊勢の人。本名,隆,のち麗。和漢の学に通じ,連歌を西山昌林らに学ぶ。著「池の藻屑」「野中の清水」など。
あらきだ-ひさおゆ: 【荒木田久老】 (1746-1804) 江戸後期の国学者・歌人。伊勢内宮の神職。号,五十槻園(イツキノソノ)。賀茂真淵に学び,万葉風の和歌をよくした。著「万葉考槻落葉」「日本紀歌解」,家集「槻落葉歌集」
あらきだ-れいじょ: ―レイヂヨ 【荒木田麗女】 (1732-1806) 江戸後期の女流文人。伊勢の人。本名,隆,のち麗。和漢の学に通じ,連歌を西山昌林らに学ぶ。著「池の藻屑」「野中の清水」など。
もりたけせんく: 【守武千句】 俳諧句集。一冊。荒木田守武作。1540年成立。1652年刊。伊勢内宮神官の守武が伊勢神宮に奉納した独吟千句。俳諧形式の確立,地位向上に大きな役割を果たす。誹諧之連歌独吟千句。飛梅千句。
もりたけりゅう: 【守武流】 荒木田守武の俳諧作風。また,守武を祖とする一派。伊勢流。 →荒木田守武
もりたまさたけ: 【森田正馬】 (1874-1938) 精神科医。高知県生まれ。東京慈恵会医大教授。森田療法を創始。
おおあらきのもり: 【大荒木の森】 京都市伏見区淀本町,与杼(ヨド)神社付近の森という。((歌枕))「―の下草老いぬれば駒もすさめず刈る人もなし/古今(雑上)」 〔もと,大殯(オオアラキ)を営む浮田(ウキタ)の森をいったが,平安以降,場所不詳のまま山城国の歌枕とされた〕
おおあらき-の-もり: オホアラキ― 【大荒木の森】 京都市伏見区淀本町,与杼(ヨド)神社付近の森という。((歌枕))「―の下草老いぬれば駒もすさめず刈る人もなし/古今(雑上)」 (もと,大殯(オオアラキ)を営む浮田(ウキタ)の森をいったが,平安以降,場所不詳のまま山城国の歌枕とされた)