うわえ-や 意味
- ウハヱ― [0]
【上絵屋】
染め物の上絵を描く店。また,その職人。上絵師。
関連用語
うわえ: 【上絵】 (1)白く染め抜いた部分に紋を描き入れること。 (2)釉(ウワグスリ)をかけて焼いた陶磁器の上に描く模様や字など。 (3)地塗りの絵の具や下染めの上に,重ねて描いた絵や模様。
うわえかき: 【上絵書き】 染め物の上絵をかくこと。また,それを業とする人。上絵師。上絵屋。
うわえだ: 【上枝】 木の上の方の枝。うわえ。 ⇔下枝
うわえつけ: 【上絵付け】 本焼きした陶磁器の釉(ウワグスリ)の上に顔料で文様を描き焼成すること。
うわえのぐ: 【上絵の具】 陶磁器の上絵を描くための絵の具。顔料の粉末を融剤とまぜたもので,焼く温度が低いため(摂氏約八〇〇度),多彩な色の顔料に利用できる。上絵釉(ウワエグスリ)。 ⇔下絵の具
うわえや: 【上絵屋】 染め物の上絵を描く店。また,その職人。上絵師。
うわえり: 【上襟・上衿】 (1)「掛(カ)け襟(エリ){(1)}」に同じ。 (2)洋服で,テーラード-カラーなどの襟の刻みから上の部分。小衿。
うわえ-かき: ウハヱ― [3] [0] 【上絵書き】 染め物の上絵をかくこと。また,それを業とする人。上絵師。上絵屋。
うわえ-ぐすり: ウハヱ― [4] 【上絵釉】 「上(ウワ)絵の具」に同じ。
うわえ-つけ: ウハヱ― [0] 【上絵付け】 本焼きした陶磁器の釉(ウワグスリ)の上に顔料で文様を描き焼成すること。
うわえ-な・し: ウハヘ― (形ク) 無情だ。つれない。「―・き妹にもあるかもかくばかり人の情(ココロ)を尽くさく思へば/万葉 692」 (「表(ウハ)辺無し」で原義は表面の愛想がない意という)
うわ-や: ウハ― 【上矢】 「上差(ウワザシ)の矢」に同じ。
うわえぐすり: 【上絵釉】 「上(ウワ)絵の具」に同じ。
うわえなし ウハヘ―: 無情だ。つれない。 「―・き妹にもあるかもかくばかり人の情(ココロ)を尽くさく思へば/万葉 692」 〔「表(ウハ)辺無し」で原義は表面の愛想がない意という〕
うわざし-の-や: ウハ― 【上差の矢】 箙(エビラ)の表に差しそえる矢。雁股(カリマタ)を用いる。うわざし。うわや。「此の負たる胡簶の―を一筋/今昔 27」 中差