かど-ぎれ 意味
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【角切れ・角裂れ】
和本の背の上下両端にはりつける布。本を丈夫にし,同時に装飾の役目を果たす。
関連用語
かどぎれ: 【角切れ・角裂れ】 和本の背の上下両端にはりつける布。本を丈夫にし,同時に装飾の役目を果たす。
かど: 【才】 気の利いた点。才能。才気。 「今めかしくかい弾いたる爪音,―なきにはあらねど/源氏(帚木)」 ; 【角】 (1)二つの線や面が出合って生じるとがった部分。(ア)物の端の外側に突き出した部分。 「柱の―」(イ)物の隅。(ウ)道の折れ曲がっている所。まがりかど。「―の店」 (2)円満でなくとげとげしい性質。圭角(ケイカク)。 「―のある言い方」 (3)刀剣の,峰の厚くな
かど-かど: [1] [2] 【角角】 ■一■ (名) あの角この角。すべての角。すみずみ。「街の―にビラをはる」 ■二■ (名)スル かどだっていること。「―した言い方」
ちぎれ-ちぎれ: [4] 【千切れ千切れ】 (形動) [文] ナリ 小さく,いくつにも切れているさま。きれぎれ。「―になる」「―の布」
とぎれ-とぎれ: [4] 【途切れ途切れ・跡切れ跡切れ】 (名・形動) 途中で幾度も切れ目がある・こと(さま)。断続的。絶え絶え。「苦しい息の下から―に話す」「道が―になる」
かどかど: 【廉廉】 それぞれの箇所。部分部分。 ; 【角角】 ※一※ (名) あの角この角。すべての角。すみずみ。 「街の―にビラをはる」 ※二※ (名) かどだっていること。 「―した言い方」
かどかどし: 【才才し】 才気に満ちている。才走っている。 「顔あかみて,―・しげなる/枕草子 55」
かどかど・し: 【才才し】 (形シク) 才気に満ちている。才走っている。「顔あかみて,―・しげなる/枕草子 55」
あか-ぎれ: [0] 【皹・皸】 寒さのために手足の皮膚が乾燥して,ひびが裂けたもの。 [季] 冬。《―の母のおん手に触れにけり/宮部寸七翁》
あや-ぎれ: 【文切れ・紋切れ】 (1) 言葉・音声の区別がはっきりしていること。「言葉の―せぬ事のみ多し/浮世草子・一代女 1」 (2) 他と違って優れていること。「格別―のした人でもなけれど/松翁道話」
あり-ぎれ: [0] 【有り切れ】 ありあわせの布。はぎれ。
いき-ぎれ: [0] [4] 【息切れ】 (名)スル (1) 呼吸が乱れて苦しくなること。あえぐこと。「ちょっと走っただけで―がする」 (2) 仕事の途中で,疲れたりあきたりして能率が急に落ちること。「はりきりすぎて途中で―する」
うた-ぎれ: [0] 【歌切】 手鑑(テカガミ)に貼ったり,または掛物を作るために,和歌を書いた巻物・冊子などの古人の筆跡を適当な大きさに切り取ったもの。
きぎれ: 【木切れ】 木の切れはし。こっぱ。木片。
きれ-ぎれ: [0] 【切れ切れ】 (名・形動) [文] ナリ いくつにも細かく切れて分かれているさま。断続的につづいているさま。また,そのようなもの。「言葉も―に話す」「職人が二人―な話をして/青年(鴎外)」