しらいごんぱち 意味
- 【白井権八】
江戸初期の武士。実名,平井権八。鳥取藩士。同僚を斬って江戸に出,吉原の遊女小紫となじみになったが,金に困り辻斬りなどをして処刑された。侠客幡随院長兵衛と結びつけられて,歌舞伎などに脚色された。
関連用語
しらい-ごんぱち: シラヰ― 【白井権八】 江戸初期の武士。実名,平井権八。鳥取藩士。同僚を斬って江戸に出,吉原の遊女小紫となじみになったが,金に困り辻斬りなどをして処刑された。侠客幡随院長兵衛と結びつけられて,歌舞伎などに脚色された。
ひらいごんぱち: 【平井権八】 江戸前期の武士。鳥取藩士であったが人を殺して退去。江戸で強盗殺人を犯し延宝年間(1673-1681)に磔(ハリツケ)になったという。歌舞伎の白井権八のモデル。
ひらい-ごんぱち: ヒラヰ― 【平井権八】 江戸前期の武士。鳥取藩士であったが人を殺して退去。江戸で強盗殺人を犯し延宝年間(1673-1681)に磔(ハリツケ)になったという。歌舞伎の白井権八のモデル。
ごんぱち: 【権八】 〔白井権八が,幡随院長兵衛の食客であったことから〕 食客(シヨツカク)。居候。 「おぢの内へ居候の―といふ物なれば/洒落本・風俗通」
らいごう-ばしら: ―ガウ― [5] 【来迎柱】 仏堂で,来迎壁の左右にある柱。古くは須弥壇の四隅にあった柱をいった。
らいごうばしら: 【来迎柱】 仏堂で,来迎壁の左右にある柱。古くは須弥壇の四隅にあった柱をいった。
あんぱち: 【安八】 岐阜県南西部,安八郡の町。濃尾平野の輪中地帯にあり,都市化・工業化が進んでいる。
かんぱち: 【間八】 〔前額部に,背面から見ると「八」の字形の斑紋のあるところから〕 スズキ目の海魚。全長1.5メートルに達する。体形はブリより側扁し,体高が高い。背部は紫青色,腹部は淡灰色で,体側に淡黄色の縦帯がある。刺身にして美味。本州以南に広く分布。アカバナ。
どんぱち: ※一※ (副) ピストルや花火の音を表す語。 「―打ち合う」 ※二※ (名) 〔撃ち合いの音から〕 俗に抗争・戦争をいう。 「―が始まった」
まんぱち: 【万八】 (1)〔万のうち真実は八つだけの意〕 うそ。ほら。また,うそつき。千三つ。 「世に―といふ事は,此の男より始まりける/浄瑠璃・神霊矢口渡」 (2)酒の異名。 「日用の―と申し候/浄瑠璃・当麻中将姫」
いごん: 【遺言】 (1)「ゆいごん(遺言)」に同じ。 (2)〔「ゆいごん」の法律上の読み方〕 人が自分の死後に効力を生ぜしめる目的で一定の方式によってなす単独の意思表示。法律上その内容として,認知,相続人の廃除,相続分の指定,遺贈などが認められている。
ささら-さんぱち: [4] 【簓三八】 疫病などを防ぐために門に貼り出した文句。簓三八宿。簓三八孫。簓三助宿。
むらた-しんぱち: 【村田新八】 (1836-1877) 薩摩藩士。西郷隆盛に心服し,国事に奔走。西南戦争で大隊長として奮戦,城山で自刃した。
いごん-ようし: ヰ―ヤウ― [4] 【遺言養子】 遺言に基づいて養子縁組がなされる養子。民法旧規定では存在したが,現行民法では廃止。
せいごん: 【誓言】 誓いの言葉。せいげん。