ぞうじてんぱい 意味
- 【造次顛沛】
〔論語(里仁)「君子無終食之間違仁,造次必於是,顛沛必於是」から〕
とっさの場合や危難の迫った場合。わずかの間。
「―にもかれらの取締法を研究して置かんとナ/復活(魯庵)」
関連用語
ぞうじ-てんぱい: ザウ― [4] 【造次顛沛】 (論語(里仁)「君子無 ニ 終 レ 食之間違 仁,造次必於 レ 是,顛沛必於 レ 是」から) とっさの場合や危難の迫った場合。わずかの間。「―にもかれらの取締法を研究して置かんとナ/復活(魯庵)」
てんぱい: 【天杯・天盃】 天皇からいただく杯酒。恩賜のさかずき。 「左府―をたまはりて/著聞 18」 ; 【顛沛】 〔詩経(大雅,蕩)・論語(里仁)〕 (1)つまずきたおれること。 (2)危急の時。とっさの場合。また,つかの間。 「造次(ゾウジ)―」
とうじてん: 【冬至点】 黄道上の黄経二七〇度の点。 →冬至
ぞうじょう-てん: ゾウヂヤウ― 【増長天】 (梵 Virūd.haka) 四天王の一。帝釈(タイシヤク)天に仕え,須弥山(シユミセン)の中腹にあって南方を守護する神。像は赤色で怒りの相を表し,矛(ホコ)などを持って甲冑(カツチユウ)をつける。
じてん: 【地天】 〔梵 Prthivī〕 十二天の一。もと,インド神話の神。仏教に入り大地をつかさどる。釈迦の成道を証明し,説法を諸天に告げたという。地神(チジン)。堅牢地神(ケンロウジシン)。 ; 【時点】 時間の流れの上のある一瞬。 「その―では,詳細はまだ明らかでなかった」 ; 【字典】 漢字を集めて一定の順序に配列し,その読み・字源・意味・用法などを記した書物。漢字の辞典。
てん-ぱい: [0] 【顛沛】 (詩経(大雅,蕩)・論語(里仁)) (1) つまずきたおれること。 (2) 危急の時。とっさの場合。また,つかの間。「造次(ゾウジ)―」
かんぱい: 【完敗】 完全に敗れてしまうこと。 ⇔完勝 「予戦で―する」「試合は―だった」 ; 【乾杯】 (1)杯の酒を飲み干すこと。 (2)慶事や健康を祝ったり祈ったりして,杯をさしあげて酒を飲み干すこと。 「結婚を祝して―する」
がんぱい: 【眼杯】 脊椎動物の目の発生過程で,眼胞の先端が内側に落ち込んでできた杯状の構造。眼杯の内壁は網膜,外壁は色素層に分化する。
きんぱい: 【金杯・金盃】 金製の,または金めっきのさかずきやカップ。 ; 【金牌】 賞や記念として与える金製,または金めっきの楯(タテ)やメダル。
ぎんぱい: 【銀杯・銀盃】 銀製の,または銀めっきのさかずきやカップ。 ; 【銀牌】 賞や記念として与える銀製,または銀めっきの楯(タテ)やメダル。
けんぱい: 【勧盃】 〔「けん」は漢音〕 杯をさして,酒をすすめること。 「六位蔵人―す/建武年中行事」 ; 【倦憊】 あきてつかれること。 「西山塾の空気は決して僕等を…―させず/思出の記(蘆花)」 ; 【献杯・献盃】 相手に敬意を表してさかずきをさすこと。こんぱい。
げんぱい: 【減配】 (1)配給など,くばるものを減らすこと。 (2)株式などの配当や配給量を減らすこと。 ⇔増配 「今期から―する」
こんぱい: 【困憊】 ひどく疲れること。疲れて動けないこと。 「疲労―」「上松より登れば一日間にては―するを以て/日本風景論(重昂)」
さんぱい: 【三拝】 三度拝礼すること。また,何度も拝礼すること。 「神前で―する」 ; 【参拝】 神社に行って拝むこと。寺にもいう。 「明治神宮に―する」
ざんぱい: 【残杯・残盃】 杯に飲み残した酒。 ; 【惨敗】 〔「さんぱい」とも〕 さんざんに負けること。みじめな負け方。 「予選で―する」「―を喫する」