つるぎ-の-はわたり 意味

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    【剣の刃渡り】

    (1)曲芸の一。刀の刃の上を素足で渡るもの。
    (2)転じて,非常に危険なことのたとえ。

関連用語

        つるぎのはわたり:    【剣の刃渡り】 (1)曲芸の一。刀の刃の上を素足で渡るもの。 (2)転じて,非常に危険なことのたとえ。
        かたな-の-はわたり:     [6] 【刀の刃渡り】 刀の刃の上を素足で歩く曲技。山伏や行者が寺社の境内などで行い,剣難よけの札(フダ)を出したりした。刃渡り。
        はわたり:    【刃渡り】 (1)刃物の刃の長さ。 「―一尺七寸の脇差」 (2)「刀(カタナ)の刃渡(ハワタ)り」に同じ。
        つるぎ-の-たち:     【剣の太刀】 つるぎ。つるぎたち。「我が置きし―その大刀はや/古事記(中)」
        つるぎ-の-まい:    ―マヒ [0] 【剣の舞】 (1) 「剣舞(ケンブ)」に同じ。 (2) 刀を振り回して切りかかること。
        つるぎ-の-やま:     【剣の山】 地獄にあるという,刃を上に向けた剣を植えた山。
        かたなのはわたり:    【刀の刃渡り】 刀の刃の上を素足で歩く曲技。山伏や行者が寺社の境内などで行い,剣難よけの札(フダ)を出したりした。刃渡り。
        とつか-の-つるぎ:     【十握剣】 刀身が十つかみほどの長さの剣。「伊邪那岐の命,佩かせる―を抜きて/古事記(上訓)」
        くさなぎ-の-つるぎ:     【草薙の剣】 三種の神器の一。記紀で素戔嗚尊(スサノオノミコト)が退治した八岐大蛇(ヤマタノオロチ)の尾から出たと伝えられる剣。日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が焼津の野で草を薙ぎ払ったところからの名と記紀では再解釈するが,本来は「臭蛇(クサナギ)」の意か。のち熱田神宮にまつられた。天叢雲剣(アマノムラクモノツルギ)。
        むらくも-の-つるぎ:     [8] 【叢雲の剣】 天叢雲剣
        ダモクレス-の-つるぎ:     【―の剣】 (ディオニシオスの幸福をたたえたダモクレスを,天井に毛一本で剣をつるした玉座に座らせて,支配者の幸福の危うさを悟らせた故事から) 繁栄の中にも危険が常にせまっていること。
        そで-の-わたり:     【袖の渡り】 宮城県石巻市の北部,北上川にあった渡し場。((歌枕))「陸奥(ミチノク)の―の涙川心のうちにながれてぞすむ/相模集」
        とし-の-わたり:     【年の渡り】 牽牛が一年に一度,天の川を渡って織女と会うこと。「月に二たびばかりの御契りなめり。―には,たちまさりぬべかめるを/源氏(松風)」
        やす-の-わたり:     【安の渡り】 安の河の渡し場。「天の川―に舟浮けて秋立つ待つと妹に告げこそ/万葉 2000」
        わたり-の-しま:     【渡りの島】 海を渡った所にある辺境の島。一説に,北海道南部,渡島(オシマ)のこととする。「―の蝦夷等を召し聚へて/日本書紀(斉明訓)」

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