かたな-の-はわたり 意味
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【刀の刃渡り】
刀の刃の上を素足で歩く曲技。山伏や行者が寺社の境内などで行い,剣難よけの札(フダ)を出したりした。刃渡り。
関連用語
かたなのはわたり: 【刀の刃渡り】 刀の刃の上を素足で歩く曲技。山伏や行者が寺社の境内などで行い,剣難よけの札(フダ)を出したりした。刃渡り。
つるぎ-の-はわたり: [6] 【剣の刃渡り】 (1) 曲芸の一。刀の刃の上を素足で渡るもの。 (2) 転じて,非常に危険なことのたとえ。
はわたり: 【刃渡り】 (1)刃物の刃の長さ。 「―一尺七寸の脇差」 (2)「刀(カタナ)の刃渡(ハワタ)り」に同じ。
つるぎのはわたり: 【剣の刃渡り】 (1)曲芸の一。刀の刃の上を素足で渡るもの。 (2)転じて,非常に危険なことのたとえ。
そで-の-わたり: 【袖の渡り】 宮城県石巻市の北部,北上川にあった渡し場。((歌枕))「陸奥(ミチノク)の―の涙川心のうちにながれてぞすむ/相模集」
とし-の-わたり: 【年の渡り】 牽牛が一年に一度,天の川を渡って織女と会うこと。「月に二たびばかりの御契りなめり。―には,たちまさりぬべかめるを/源氏(松風)」
やす-の-わたり: 【安の渡り】 安の河の渡し場。「天の川―に舟浮けて秋立つ待つと妹に告げこそ/万葉 2000」
わたり-の-しま: 【渡りの島】 海を渡った所にある辺境の島。一説に,北海道南部,渡島(オシマ)のこととする。「―の蝦夷等を召し聚へて/日本書紀(斉明訓)」
に-の-かたな: [5] [1] 【二の刀】 「二の太刀(タチ)」に同じ。
わたなべ-の-つな: 【渡辺綱】 (953-1025) 平安中期の武士。源頼光の臣で,その四天王とされる。洛北市原野の鬼同丸,羅生門の鬼,大江山の酒呑童子を退治した武勇の伝説で知られる。
あり-の-とわたり: [5] 【蟻の門渡り】 (1) 蟻が一筋の細い列となって進むこと。蟻の熊野まいり。 (2) 外陰部と肛門との間。会陰(エイン)。 (3) 長野県北部,戸隠山山中の難所。
さんく-の-わたり: 【三句の渡り】 連句で,打ち越し(前々句)・前句・付句(ツケク)の三句の変化の仕方。打ち越しと前句の付合(ツケアイ)の世界を大きく転じるという,連句の原則。三句の見渡し。三句の運び。三句のはなれ。
こし-の-わたりのしま: 【越渡島】 北海道の古名。
しかすが-の-わたり: 【然菅の渡り】 三河国の飽海川(現在の豊川)河口近くにあった渡し場。((歌枕))「をしむともなき物ゆゑに―と聞けばただならぬかな/拾遺(別)」
かみつけの-の-かたな: 【上毛野形名】 舒明天皇の代の武将。将軍として蝦夷(エゾ)征討に赴いたが敗れたという(日本書紀)。