こし-の-わたりのしま 意味

発音を聞く:
  • 【越渡島】
    北海道の古名。

関連用語

        こしのわたりのしま:    【越渡島】 北海道の古名。
        わたりのしま:    【渡りの島】 海を渡った所にある辺境の島。一説に,北海道南部,渡島(オシマ)のこととする。 「―の蝦夷等を召し聚へて/日本書紀(斉明訓)」
        わたり-の-しま:     【渡りの島】 海を渡った所にある辺境の島。一説に,北海道南部,渡島(オシマ)のこととする。「―の蝦夷等を召し聚へて/日本書紀(斉明訓)」
        そで-の-わたり:     【袖の渡り】 宮城県石巻市の北部,北上川にあった渡し場。((歌枕))「陸奥(ミチノク)の―の涙川心のうちにながれてぞすむ/相模集」
        とし-の-わたり:     【年の渡り】 牽牛が一年に一度,天の川を渡って織女と会うこと。「月に二たびばかりの御契りなめり。―には,たちまさりぬべかめるを/源氏(松風)」
        やす-の-わたり:     【安の渡り】 安の河の渡し場。「天の川―に舟浮けて秋立つ待つと妹に告げこそ/万葉 2000」
        ありのとわたり:    【蟻の門渡り】 (1)蟻が一筋の細い列となって進むこと。蟻の熊野まいり。 (2)外陰部と肛門との間。会陰(エイン)。 (3)長野県北部,戸隠山山中の難所。
        あり-の-とわたり:     [5] 【蟻の門渡り】 (1) 蟻が一筋の細い列となって進むこと。蟻の熊野まいり。 (2) 外陰部と肛門との間。会陰(エイン)。 (3) 長野県北部,戸隠山山中の難所。
        さんく-の-わたり:     【三句の渡り】 連句で,打ち越し(前々句)・前句・付句(ツケク)の三句の変化の仕方。打ち越しと前句の付合(ツケアイ)の世界を大きく転じるという,連句の原則。三句の見渡し。三句の運び。三句のはなれ。
        かたな-の-はわたり:     [6] 【刀の刃渡り】 刀の刃の上を素足で歩く曲技。山伏や行者が寺社の境内などで行い,剣難よけの札(フダ)を出したりした。刃渡り。
        しかすが-の-わたり:     【然菅の渡り】 三河国の飽海川(現在の豊川)河口近くにあった渡し場。((歌枕))「をしむともなき物ゆゑに―と聞けばただならぬかな/拾遺(別)」
        つるぎ-の-はわたり:     [6] 【剣の刃渡り】 (1) 曲芸の一。刀の刃の上を素足で渡るもの。 (2) 転じて,非常に危険なことのたとえ。
        わたり:    【辺り】 (1)ある場所とその付近。その一帯を漠然とさしていう。あたり。近所。辺。 「六条―の御忍びありきの頃/源氏(夕顔)」 (2)人,あるいは人々のことを漠然とさしていう。 「かの―は,かくいともむもれたる身に引きこめて/源氏(橋姫)」 (3)ある人のところを婉曲にさしていう。 「この見給ふる―より,情なくうたてあることをなむ/源氏(帚木)」 ; 【渡り】 ※一※ ◎
        でんか-の-わたりりょう:    ―ワタリリヤウ 【殿下の渡領】 藤原氏の氏(ウジ)の長者が代々相続した所領。藤原氏の長者は多く摂政・関白に任ぜられたのでこの称がある。
        いのりのし:    【祈りの師】 災いを払い福を招く祈祷(キトウ)をする法師。

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