ふっこしんとう 意味
- 【復古神道】
江戸後期の復古主義的神道説。それまでの神道が含んでいた儒仏などの不純要素をしりぞけ,記紀などの古典に描かれた惟神(カンナガラ)の道にかえるべきであるとした。荷田春満(アズママロ)・賀茂真淵・本居宣長によって唱えられ,平田篤胤・大国隆正に及んで一大勢力となり,幕末尊攘思想,維新期の神仏分離・廃仏毀釈に大きな影響を与えた。
例文
- 復古神道(ふっこしんとう)とは、江戸時代、国学者たちによって提唱された神道の主流。
関連用語
ふっこ-しんとう: フク―タウ [4] 【復古神道】 江戸後期の復古主義的神道説。それまでの神道が含んでいた儒仏などの不純要素をしりぞけ,記紀などの古典に描かれた惟神(カンナガラ)の道にかえるべきであるとした。荷田春満(アズママロ)・賀茂真淵・本居宣長によって唱えられ,平田篤胤・大国隆正に及んで一大勢力となり,幕末尊攘思想,維新期の神仏分離・廃仏毀釈に大きな影響を与えた。
こしんとう: 【古神道】 後世の儒教・仏教など外来思想に影響される以前の日本固有の神道。主に記紀・祝詞(ノリト)・万葉集などの古典に表れた思想を中心とする信仰。
こし-べんとう: ―ベンタウ [3] 【腰弁当】 (1) 腰に弁当をさげて出かけること。腰弁。 (2) (江戸時代,勤番の下侍が袴(ハカマ)の腰に弁当を結び付けて出仕したことから) 日々弁当を携えて出勤するような,小役人や地位の低い勤め人。安サラリーマン。腰弁。
しん-しんとう: ―シンタウ [3] 【新新刀】 日本刀の時代区分の一。新刀に対応する名称。天明・寛政(1781-1801)頃から1876年(明治9)の廃刀令までの間の作刀をいう。以降,現在までの作刀を現代刀と称する。
こしべんとう: 【腰弁当】 (1)腰に弁当をさげて出かけること。腰弁。 (2)〔江戸時代,勤番の下侍が袴(ハカマ)の腰に弁当を結び付けて出仕したことから〕 日々弁当を携えて出勤するような,小役人や地位の低い勤め人。安サラリーマン。腰弁。
かっこんとう: 【葛根湯】 漢方薬の一。クズの根を主な材料にし,麻黄・桂枝・生姜(シヨウキヨウ)・甘草(カンゾウ)・芍薬(シヤクヤク)・大棗(タイソウ)を煎(セン)じた薬。風邪などの際に,発汗剤または止瀉(シシヤ)剤として用いる。
あべ-しんとう: ―シンタウ [3] 【安倍神道】 土御門神道
いせ-しんとう: ―シンタウ 【伊勢神道】 (復古神道・両部神道などに対して)伊勢神宮の外宮(ゲクウ)の神主,度会(ワタライ)氏がとなえた神道説。神道五部書を基として儒仏の説をとり入れ,鎌倉末期頃から発展,以後の諸神道説の先駆をなした。度会神道。外宮神道。
いっ-しんとう: [3] 【一親等】 親等の一。本人および配偶者と一世をへだてた関係にある者。また,その関係。本人の父母と子および子の配偶者。また,本人の配偶者の父母。一等親。
こ-しんとう: ―シンタウ [2] 【古神道】 後世の儒教・仏教など外来思想に影響される以前の日本固有の神道。主に記紀・祝詞(ノリト)・万葉集などの古典に表れた思想を中心とする信仰。
ごしんとう: 【五親等】 親等の一。本人またはその配偶者から五世を隔てた人との親族関係。曾祖父母の祖父母,いとこの子など。五等親。 ; 【護身刀】 護身のために持つ刀。守り刀。 ; 【御神灯】 〔「ごじんとう」とも〕 (1)神に供える灯火。みあかし。 (2)職人・芸人などの家で縁起をかついで入り口につるした,「御神灯」と書いた提灯(チヨウチン)。
ご-しんとう: [0] 【御神灯】 (「ごじんとう」とも) (1) 神に供える灯火。みあかし。 (2) 職人・芸人などの家で縁起をかついで入り口につるした,「御神灯」と書いた提灯(チヨウチン)。
さん-しんとう: [3] 【三親等】 親等の一。本人および配偶者から三世を隔てる尊属および卑属,すなわち曾祖父母・伯叔父母・曾孫・甥姪との関係。また,その人。三親等の姻族は法律上,親族とみなす。また三親等内の血族の婚姻は禁止されている。三等親。
ししんとう: 【四親等】 親等の一。四世を隔てた関係にある親族。高祖父母・いとこ・玄孫など。
しんとう: 【慎到】 中国,戦国時代の趙の思想家。黄老の学を修め,法家の先駆をなしたといわれるが,思想・伝記とも未詳。その著「慎子」の現存部分も偽作という説がある。生没年未詳。 ; 【新党】 新しい政党・党派。 ; 【心頭】 こころ。心中。 「怒り―に発する」 ――(を)滅却(メツキヤク)すれば火もまた涼(スズ)し 無念無想の境地にあれば,どんな苦痛も苦痛と感じない。 〔禅家の公案と