もうしわけ-な・い 意味
- マウシワケ― [6]
【申(し)訳ない】
(形)
相手にすまない気持ちで,弁解のしようがない。たいへんすまない。相手にわびる時などにいう。「迷惑をかけて―・い」
[派生] ――が・る(動ラ五)――げ(形動)――さ(名)
関連用語
もうしわけ: 【申(し)訳】 (1)自分のとった行動について相手に理由を説明すること。言いわけ。弁解。 「―をする」「―がたつ」 (2)なんとか言いわけできる程度。ほんのわずか。実質がなくて形だけであること。 「―程度の雨が降る」「―ばかりのお礼」 ――がな・い 「申し訳ない」に同じ。 「誠に―・い」
もうしわけない: 【申(し)訳ない】 相手にすまない気持ちで,弁解のしようがない。たいへんすまない。相手にわびる時などにいう。 「迷惑をかけて―・い」 ﹛派生﹜——が・る(動ラ五)——げ(形動)——さ(名)
いわけ-な・い: [4] 【稚い】 (形) [文] ク いわけな・し 年端がゆかない。幼い。「―・い子供」「―・くおはしましし時より見奉り/源氏(桐壺)」 (歴史的仮名遣いは「いはけなし」「いわけなし」の両説がある)
わけ-な・い: [1] 【訳無い】 (形) [文] ク わけな・し (1) 手間がかからない。容易だ。「集合場所が―・くみつかる」 (2) たわいない。とるに足りない。「―・き事どもを見とがめゐるこそをかし/浮世草子・一代男 1」
もうし-わけ: マウシ― [0] 【申(し)訳】 (名)スル (1) 自分のとった行動について相手に理由を説明すること。言いわけ。弁解。「―をする」「―がたつ」 (2) なんとか言いわけできる程度。ほんのわずか。実質がなくて形だけであること。「―程度の雨が降る」「―ばかりのお礼」 ――がな・い 「申し訳ない」に同じ。「誠に―・い」
もうし-な・す: マウシ― 【申し做す】 (動サ四) (1) 「いいなす」の謙譲語。うまくこしらえて申し上げる。とりなして申す。「御使の申すよりも,今少しあわたたしげに―・せば/源氏(東屋)」 (2) 申請して,地位・役職などにつける。「内侍のかみに,おのれを―・し給へ/源氏(行幸)」
もうしわたし: 【申(し)渡し】 申し渡すこと。また,その内容。 「判決の―」
もうしわたす: 【申(し)渡す】 上の者が下の者に言い渡す。 「謹慎を―・す」 ‖可能‖ もうしわたせる
しわけ: 【仕分け・仕訳】 (1)物事をするに際しての区分。 「公務と私事との―をつける」 (2)品物などを分類,整理すること。 「在庫を―する」 (3)簿記で,貸方・借方を区別して書き込むこと。
もうし-い・れる: マウシ― [5] [0] 【申(し)入れる】 (動ラ下一) [文] ラ下二 まうしい・る (1) 意見・希望・要求などを,相手方に伝える。「会見を―・れる」「和解を―・れる」「誠意をもって善処するよう―・れた」 (2) 招待する。「今日は某が頭にて候ふ程に,皆々―・れうとぞんずる/狂言・乳切木」
あしわけ: 【葦分け・葦別け】 葦の茂った中をおしわけて舟を漕いで行くこと。また,舟が進むのにはさわりがあることから,物事にさしさわりがあるさまにもいう。 「過ぎぬる夜は―なる事のありしなり/頼政集」
おしわける: 【押(し)分ける】 密集している人やものを力を入れて両側に分ける。かきわける。 「葦(アシ)を―・けて進む」
さしわけ: 【指し分け】 将棋で,何番かの対局のあと,対戦成績が同じであること。
しわける: 【仕分ける・仕訳ける】 (1)物事を分類・整理する。 「荷物を―・ける」 (2)商家で,のれん分けをする。分家させる。 「弟を別家に―・けて/浮世草子・永代蔵 3」 (3)区別して行う。また演じ分ける。 「物まねばかりを―・けたるを至極と心得て/花鏡」
しわけ-ちょう: ―チヤウ [0] 【仕訳帳】 取引の発生順に,取引を借方科目と貸方科目とに分類・記録し,元帳の各勘定口座への転記の基礎とする帳簿。仕訳簿。