唐話纂要 意味

発音を聞く:
  • とうわさんよう
    江戸中期の中国語学習書。岡島冠山著。六巻。1716年頃成る。中国語の語句・会話文の発音と意味を記す。

関連用語

        纂要:    さんよう ◎ 要点だけを抜き出してしるすこと。また,その書物。
        唐詩選:    とうしせん 中国,唐代の名詩選。七巻。明の李攀竜(リハンリヨウ)の編とされるが未詳。唐代の詩人一二八人の代表作四六五編を採録。唐詩正統派の格調や声律を伝える。日本には江戸初期に伝来して以後,漢詩入門書として盛行。
        唐詩:    とうし ◎① (1)中国,唐代の詩。各種の詩体が発展し,絶句・律詩の今体詩が確立した。杜甫・李白・韓愈(カンユ)・白居易などの詩人も輩出。 (2)中国古典詩の総称。
        唐語・韓語:    からことば 中国・朝鮮の言葉。また,わからない言葉。外国語。からこと。[日葡]
        唐言:    からこと (1)「唐語(カラコトバ)」に同じ。 「あなむつかしの―書きたる物/読本・雨月(蛇性の婬)」 (2)「挿(ハサ)み語(コトバ){(2)}」に同じ。 「茶屋の女―にて合図をし/黄表紙・栄花夢」
        唐豇:    とうささげ ③ インゲンマメの別名。
        唐装束:    からそうぞく ③ (1)唐綾(カラアヤ)・唐絹・唐織物などで作った晴れの装束。 (2)舞楽の襲(カサネ)装束の別名。 ; とうしょうぞく ③ 唐楽・高麗(コマ)楽などの舞楽に用いる装束。
        唐車:    からぐるま ③ 大型の牛車(ギツシヤ)。屋根は唐破風(カラハフ)に作り,檳榔(ビロウ)の葉で葺(フ)き,箱の周囲を美しく飾った車。上皇・皇后・東宮・准后・親王・摂政・関白が,晴れの時に用いた。唐の車。唐庇(カラビサシ)の車。
        唐衣橘洲:    からごろもきっしゅう (1743-1802) 江戸後期の狂歌師。本名,小島源之助。号,酔竹園。江戸の人。幕臣。四方赤良(ヨモノアカラ)・朱楽菅江(アケラカンコウ)とともに狂歌三大家の一人。狂歌中興の祖。著「狂歌若葉集」「狂歌酔竹集」など。
        唐輪:    からわ ◎ (1)子供の髪形の一。鎌倉時代,元服前の童子が髻(モトドリ)から上を二つに分け,頭の上で二つの輪を作るもの。 「年十五,六ばかりなる小児(コチゴ)の,髪―にあげたるが/太平記 2」 (2)室町末期以降の女子の髪形。髪を頭の上に束ね,それをいくつかに分けて輪を作り,根元を余りの髪で巻くもの。兵庫髷(ヒヨウゴワゲ)はこれから出たといわれる。唐子まげ。

隣接する単語

  1. "唐衣橘洲" 意味
  2. "唐装束" 意味
  3. "唐言" 意味
  4. "唐詩" 意味
  5. "唐詩選" 意味
  6. "唐語・韓語" 意味
  7. "唐豇" 意味
  8. "唐車" 意味
  9. "唐輪" 意味
  10. "唐詩" 意味
  11. "唐詩選" 意味
  12. "唐語・韓語" 意味
  13. "唐豇" 意味
パソコン版で見る

著作権 © 2024 WordTech 株式会社