凄艶 意味
- せいえん ◎
ぞっとするほどあでやかな・こと(さま)。
「細君の―な姿は/俳諧師(虚子)」
- 凄腕 すごうで ◎ 人並みはずれた腕前。また,そのようなさまや人。辣腕(ラツワン)。 「―の部長」
- 凄絶 せいぜつ ◎ 非常にすさまじい・こと(さま)。 「―な戦い」「―をきわめる」「恐慌し,―哀絶なる啼声を放ちて/日本風景論(重昂)」 ﹛派生﹜—— さ(名)
- 凄風 せいふう ◎ すさまじい風。 「―蕭々として戸外に鳴り/花柳春話(純一郎)」
- 凄然たる 冷淡; 冷ややか; 物遠い; 冷然たる; 冷たい; 冷々たる; 冷冷たる; 冷やか; 邪険
- 凅 【凅】 (画 数) 10画 (音 訓) コ,こおる (区 点) 4957 (JIS) 5159 (シフトJIS) 9978 (異体字) 涸
- 凄然 せいぜん ◎ (1)寒く冷ややかなさま。 (2)ものさびしく,いたましいさま。 「―として眼冷かに,散士を望むものの如し/佳人之奇遇(散士)」
- 准 【准】 (画 数) 10画-常用漢字 (音 訓) ジュン,シュン,なぞらえる (名乗り) のり (区 点) 2958 (JIS) 3D5A (シフトJIS) 8F79 (熟語一覧) 40項目 因准 義演准后日記 北畠准后 許准 准后 准三宮 准三后 準・准 准尉 准看 准看護婦 準教員・准教員 准后 準行・准行
- 凄烈 せいれつ ◎ すさまじくはげしいさま。 「―な戦い」 ﹛派生﹜—— さ(名)
- 准- 準-
例文
- 銭十郎を愛する凄艶な美女。
- 誘拐された牢内での凄艶な演技を残して最後の出演となった。
- 1918年の「焔」の題材、謡曲「葵上」は、『源氏物語』に登場する六条御息所の生霊を桃山風俗にて描いた、松園言うところの「数多くある絵のうち、たった一枚の凄艶な絵」である(誇り高い六条御息所は光源氏の正妻、葵の上への屈辱と嫉妬から生霊になり、葵の上を取り殺してしまう)。