あんまく 意味
- 【暗幕】
室内を暗くするために,窓や壁にはりめぐらす黒い幕。
「映写室の―」
- あんま 【按摩】 (1)体をもんで,血行をよくしたり,筋肉のこりをほぐしたりする療法。もみ療治。また,それを職業とする人。古く,療法として中国で発達。 「―を取る」 →指圧 →マッサージ (2)〔按摩を業とする人が,多く盲人であったところから〕 近世,盲人をいった語。
- あん-まく [0] 【暗幕】 室内を暗くするために,窓や壁にはりめぐらす黒い幕。「映写室の―」
- えんまく 【煙幕】 (1)戦闘の際,敵の目をくらますために幕のように広く放散させる煙。 (2)花火の一種。火をつけると,筒から白い煙を噴き上げるもの。 ――を張・る (1)煙幕を大気中に放散して,味方の姿・行動などを隠す。 (2)言葉巧みに言いなして,本当のことを他人に知られないようにする。
- きんまく 【筋膜】 一つの筋または筋群の表面を包む結合組織の薄い膜。筋の滑動を助け,これを保護して一定の位置にゆるく固定する。
- ぎんまく 【銀幕】 (1)映画を映写する幕。スクリーン。 (2)映画。映画界。 「―の女王」
- けんまく 【剣幕・見幕・権幕】 〔「険悪(ケンアク)」の連声とも。「剣幕・見幕・権幕」は当て字〕 勢い込んで,相手と争おうとするような態度や言葉。見脈。 「ものすごい―でつめよる」
- しゅんまく 【瞬膜】 多くの脊椎動物の眼球の前面をおおって,角膜を保護する透明の薄い膜。無尾両生類や魚類の一部・鳥類・爬虫類では発達しているが,哺乳類では退化して痕跡をとどめるに過ぎない。
- しんまく 【慎莫】 (1)始末をきちんとすること。よく身辺の処置をすること。 「うぬが身の―でもするがほんとうだのに/人情本・辰巳園 4」 (2)実直なこと。律義。 「其顔もせず―に終に仕付けぬ賃為業(シゴト)/浄瑠璃・難波丸金鶏」 ――におえぬ 始末におえない。 「しばらく取組んでゐたが,身が重くて―なんだ/滑稽本・浮世風呂 4」 ; 【心膜】 心臓を包む漿膜。内外二葉から成り,
- しんまく-えん [4] [0] 【心膜炎】 心膜の炎症。リューマチ熱・細菌感染・結核などに併発または続発することが多い。
- じんまく 【陣幕】 陣屋に張る幕。
- ぜんまく 【善悪】 〔仏〕「ぜんあく」の連声。
- だんまく 【段幕】 紅白や五色の布を横に何段も縫い合わせた幕。 ; 【断悪】 「だんあく(断悪)」の連声。 ; 【弾幕】 多くの弾丸が幕のようにすき間なく飛んでくること。 「―をぬって走る」「―射撃」
- てんまく 【天幕】 (1)天井に張り渡す幕。 (2)テント。
- なんまく 【軟膜】 髄膜の内層をなす柔軟な膜。脳・脊髄の表面をぴったりとおおっている。血管・神経繊維に富む。広義には無血管性の蜘蛛膜を含める。
- ねんまく 【粘膜】 消化器・呼吸器・泌尿生殖器などの中空性器官の内面にある軟らかい組織。血管・リンパ管・神経が分布。表面は粘液によって粘滑になっている。吸収や分泌の機能をもつことが多い。
例文
- 暗幕(あんまく) - 黒い厚手の幕。
- 暗幕(あんまく)は、光を遮断するための幕である。