おくする 意味
- 【臆する】
気おくれする。おじけづく。
「―・する色もなく意見を述べる」
- おくす 【臆す】 ※一※ (動サ五) 〔サ変動詞「臆する」の五段化〕 「臆する」に同じ。 「―・すところなく進み出た」 ※二※ (動サ変) ⇒おくする
- おくすじ 【奥筋】 奥州(オウシユウ)方面。東北地方。 「のぼり商ひに―の絹綿ととのへ/浮世草子・永代蔵 4」
- おく・する [3] 【臆する】 (動サ変) [文] サ変 おく・す 気おくれする。おじけづく。「―・する色もなく意見を述べる」
- 善くする・能くする よくする ① (1)巧みにする。上手にする。 「詩を―・する」 (2)することができる。なしうる。 「凡人の―・するところではない」 (3)(「よくしたものだ」「よくしたもので」の形で)都合よくいくものだ。 「世の中は―・したもので,楽あれば苦ありさ」 (4)もれなくする。十分にする。 「家思ふと心進むな風まもり―・していませ荒しその道/万葉 381」
- 忝くする・辱くする かたじけなくする おそれ多くも…していただく。…していただいてもったいなく思う。 「御高批を―する」
- …を短くする 縮める; 絞る
- いくする 【育する】 そだてる。 「草を―・する日光の威徳を知り/希臘思潮を論ず(敏)」
- うまくする よく仕上げる
- かくする 【画する・劃する】 (1)線をひく。また,文字を書く。 「砂上(シヤジヨウ)に字を―・する/社会百面相(魯庵)」 (2)範囲や時期を区切る。はっきりと分ける。 「一線を―・する」「一時代を―・するに至らず/囚はれたる文芸(抱月)」 (3)計画をたてる。くわだてる。 「我輩は畠水練で軍略を―・したのだ/社会百面相(魯庵)」
- かたくする 硬化させる; 固める
- かゆくする むずむずする
- きくする 【掬する】 (1)水などを両手ですくう。 「雪あり,…―・して之を食はんとし/不二の高根(麗水)」 (2)事情などをくみとって察する。 「―・すべき意見」 (3)手にとって味わう。 「秀明幽邃―・すべき森/緑簑談(南翠)」 ; 【鞠する】 罪を問いただす。 「罪の有無を―・する/西国立志編(正直)」
- きつくする 締めつける
- きょくする 【局する】 限る。制限する。 「其文化―・して海内に布くを得ず/明六雑誌 1」