おもてだてる 意味
- 【表立てる】
表ざたにする。
「―・てないで済ませる」
- おもてだい 【重手代】 手代のうちで上位のもの。
- おもてだか 【表高】 江戸時代,大名・知行取りの表向きの石高。公称の禄高。 ⇔内高
- おもてだつ 【表立つ】 ※一※ (動タ五[四]) (1)事柄が表面化して世間に知られる。表ざたになる。 「―・った動きは見られない」 (2)正式なことになる。改まった形をとる。 「こういう事は―・ってすると角(カド)がたつ」 (3)表ざたにする。裁判ざたになる。 ※二※ (動タ下二) ⇒おもてだてる
- おもてだな 【表店】 表通りに面して建てられた家。 ⇔裏店
- おもて-だ・てる [5] 【表立てる】 (動タ下一) [文] タ下二 おもてだ・つ 表ざたにする。「―・てないで済ませる」
- おもてだいみょう 【表大名】 江戸時代,外様大名の呼称。
- てだて 【手立て】 (1)方法。対策。手段。 「救う―がない」「―を講ずる」 (2)策を弄(ロウ)すること。策略。 「―する家につかはれければ/浮世草子・胸算用 3」 ; 【手楯】 歩兵が手に持ち,地面に突き立てて防御に用いる木の楯。持ち楯。
- たてだてし 意地っ張りである。かどかどしい。 「心はなほ昔にかはらず,―・しかりけるなり/著聞 15」
- たてだて・し (形シク) 意地っ張りである。かどかどしい。「心はなほ昔にかはらず,―・しかりけるなり/著聞 15」
- おも-てだい 【重手代】 手代のうちで上位のもの。
- もてる 【持てる】 〔「る」は完了の助動詞「り」の連体形〕 (1)持っている。 「―る力を発揮する」 (2)豊かである。 「―る者の悩み」「―る国と持たざる国と」 ; 【持てる】 〔「持つ」の可能動詞から〕 (1)人気があって,ちやほやされる。 「女に―・てる男」 (2)長くその状態を保つ。維持する。もちこたえる。 「共通の話題がなくて座が―・てない」
- おもて 【表】 (1)二つの面のうち,前や上になる方。また,外側。表面。 ⇔裏 「封筒の―」 (2)目立つ方の側。前面・正面になる方。 ⇔裏 「―から入る」「―玄関」「―参道」 (3)家のそと。屋外。戸外。 ⇔うち 「―で遊ぶ」 (4)見せかけの部分。うわべ。外見。 ⇔裏 「―はきれいごとで済ます」「裏―のない人」 (5)おおっぴらなこと。おおやけ。 「―沙汰(ザタ)」
- はこだてだいがく 【函館大学】 私立大学の一。1938年(昭和13)創立の函館経理学校を源とし,65年設立。本部は函館市。
- あなた-おもて 【彼方面】 むこう側。あちら側。「あかずして月のかくるる山もとは―ぞ恋しかりける/古今(雑上)」
- あま-の-おもて [1] 【案摩の面】 (1) 舞楽の案摩の舞に用いる仮面。長方形の厚紙に白絹を貼り,目・鼻・口などを抽象的に描く。蔵面(ゾウメン)。 (2) 上部に黒い山形,下部に黒いうろこ形の斑(フ)を描いてある白羽の矢。「―の羽付きたる平胡簶(ヒラヤナグイ)の箙(エビラ)を負ひ/太平記 13」