くそ-おけ 意味
読み方:
意味携帯版
- ―ヲケ [3]
【糞桶】
糞尿を入れて運ぶ桶。こえたご。
――の紐通(ヒモトオ)し
(ひもを通す穴が二つ並んでいる様子が似ているところから)
あぐら鼻。
- くそおけ 【糞桶】 糞尿を入れて運ぶ桶。こえたご。 ――の紐通(ヒモトオ)し 〔ひもを通す穴が二つ並んでいる様子が似ているところから〕 あぐら鼻。
- おけ 【桶・麻笥】 〔(2)が原義〕 (1)円形の板を底として,その周りに細長い板を立て並べて,たがで締めた木製の器。水などを入れるのに使う。 「風呂―」「漬物―」 (2)績麻(ウミオ)を入れる器。普通,檜(ヒノキ)の薄板を曲げて作る。おごけ。《麻笥》「をとめらが―に垂れたる績麻(ウミオ)なす/万葉 3243」 ――=な(=の)物打ち明・ける すべてをさらけ出して,隠しだてしないさまをい
- くそ 【糞・屎】 ※一※ ② (名) (1)肛門(コウモン)から排泄される,栄養分を消化吸収したあとの食べ物のかす。大便。ふん。 (2)垢(アカ)や滓(カス)。 「目―」「鼻―」「金―」 ※二※ ② (感) 思うようにならなくていらいらするときや,人をののしったり,自らを奮起させたりするときなどに発する語。くそっ。 「―,いまいましい」「―,負けるものか」 ※三※ (接頭) 名詞そ
- あく-おけ ―ヲケ [3] 【灰汁桶】 染め物用の灰汁をとるための桶。灰をつめて上から水を入れ,下から灰汁がしたたるようにしたもの。
- えな-おけ ―ヲケ [3] [2] 【胞衣桶】 古く,胞衣を入れて土中に埋めるのに用いた容器。押し桶。
- おけさ 新潟県の民謡。おけさという遊女を唄った酒盛り唄の歌詞が,熊本県牛深から伝えられた「はいや節」の曲と結び付いて花柳界で流行したもの。「新潟おけさ」「出雲崎おけさ」「長岡おけさ」「柏崎おけさ」などがある。おけさ節。 →佐渡おけさ
- おけつ 【悪血】 (1)病毒に冒された悪い血。くろち。 (2)悪心を抱く者の血。悪人の血。 ; 【瘀血】 〔「瘀」は血がとどこおる意〕 とどこおった血。また,それによっておこる病気。[日葡]
- おけび 【桶火】 火桶の火。 「けぶりにし人を―の灰によそへて/和泉式部集」
- おけや 【桶屋】 桶の製造・修繕を職業とする人。また,その家。
- おけら 【朮】 キク科の多年草。山野の乾燥地に自生。高さ50センチメートル内外。葉は互生し,縁には剛毛がありかたい。秋,淡紫色または白色の鐘形の頭状花をつける。若苗を食用にする。根茎を干したものを蒼朮(ソウジユツ)・白朮(ビヤクジユツ)といって,利尿・健胃薬とし,正月の屠蘇(トソ)にも入れる。邪気をはらう力があるとされた。ウケラ。 ――-焚(タ)く(=焼く) (1)梅雨時に,湿気を払うために陰干
- おける 【於ける】 ⇒における(連語)
- おけ-がわ ヲケガハ [0] 【桶側】 (1) 桶の側面の板。 (2) 「桶側胴」の略。 (3) 延縄(ハエナワ)を入れておく丸い容器。
- おけ-どう ヲケ― [2] 【桶胴】 日本の太鼓の一種。胴は桶のように板を合わせて作り,両面に革を張って麻の緒で締める。郷土芸能・歌舞伎囃子(カブキバヤシ)で用いる。
- おけ-び ヲケ― 【桶火】 火桶の火。「けぶりにし人を―の灰によそへて/和泉式部集」
- おけ-ぶせ ヲケ― 【桶伏せ】 江戸初期,吉原などの遊里で行われた私刑。揚げ代を払えない客を窓穴のある風呂桶のようなものに閉じ込め,路上でさらしたもの。