こじ 意味
- 【小師】
〔仏〕 具足戒を受けてから,10年にならず,まだ師についている者。小僧。
- 【巾子】
〔「こんじ」の撥音「ん」の無表記〕
冠(カンムリ)の頂上後部にあるもとどりを入れる突起。
→冠
- いこじ 【意固地・依怙地】 〔「意気地」の転という〕 つまらないことに意地を張り通す・こと(さま)。えこじ。 「―な男」「―になる」 ﹛派生﹜——さ(名)
- えこじ 【依怙地】 「いこじ(依怙地)」に同じ。 「―になる」「お互ひに―な事もしたけれど/人情本・梅美婦禰 2」
- きん-こじ [3] 【金巾子】 (1) 金箔(キンパク)を押した巾子紙(コジガミ)。 (2) 「金巾子の冠(カンムリ)」の略。
- こじか 【子鹿】 a fawn.
- こじく 【乞食く】 〔「こじき」の動詞化〕 こじきをする。 「娘のかねが手を引道々―・いて/浮世草子・沖津白波」
- こじつ 【故実】 〔古くは「こしつ」とも〕 儀式・法制・作法・服飾などの古い規定や習慣。後世,特に武家社会の先規・先例のみをさすことがある。 →有職(ユウソク)
- こじま 【小島】 姓氏の一。 ; 【児島】 岡山県倉敷市南部の地名。児島半島南西部を占める。南端の下津井は中世からの瀬戸内海の要港。学生服・ジーンズなど,縫製工業と,かつての製塩で知られる。 ; 【小島】 小さい島。おじま。
- こじゅ 【古樹】 年数を経た古い木。 ; 【孤樹】 たった一本だけ立っている木。 「松の―」
- こじり 【湖尻】 湖の水が河川に流出していく側。また,湖の端の狭くなっている部分。 →湖頭 ; 【鐺・璫】 〔「木尻」の意〕 (1)刀剣の鞘(サヤ)の末端。また,そこにはめる金物。 (2)〔建〕(「木尻」とも書く)部材の先端の総称。主として,破風板・垂木などの下方の端。 ――が詰(ツ)ま・る 借金などのため,抜き差しならなくなる。 「いかう―・つてきた/浄瑠璃・冥途の飛脚(中)」
- こじる 【拗る】 ⇒こじれる ; 【抉じる】 物のすきまや穴などの中に棒状の物などを入れ,強くねじる。えぐるようにねじる。 「方々の戸の隙を―・じて見た/疑惑(秋江)」 ; 【抉る】 〔上一段動詞「こじる(抉)」の五段化〕 「こじる(上一)」に同じ。 「戸を―・って開ける」
- こじれ 【拗れ】 こじれること。こじれた状態。
- こじわ 【小皺】 細かいしわ。 「目尻に―がよる」
- こじん 【古人】 昔の人。 ⇔今人(コンジン) ――の糟粕(ソウハク) 〔荘子(天道)「君之所読者,古人之糟魄已矣」による。「魄」は「粕」に通ずる〕 聖賢の残した言葉や著書の意。聖人の道は言語や文章で表すことはできない。書物に残っている聖人の言はその糟粕(カス)のようなものにすぎないということ。 ; 【故人】 (1)亡くなった人。 「―をしのぶ」 (2)古くからの知り合い。旧友。旧
- こじ・く 【乞食く】 (動カ四) (「こじき」の動詞化) こじきをする。「娘のかねが手を引道々―・いて/浮世草子・沖津白波」
例文
- こじんまりと商売していた男は失敗した。
- 人間関係がこじれてしまうことはありませんか
- 本当にこじらせなくて良かった。
- 彼は病気をこじらせてしまった。
- そのこそ泥は窓をこじ開けている現場を捕まった。
- ここじゃないと見えないんだ。
- 貧乏するとこじき根性がでる。
- こじきは選り好みできない。
- 「アキちゃん今日休み?」「風邪こじらせたみたいね」
- 何か、全部、こじつけって感じがするんだけど・・・。