こじく 意味
- 【乞食く】
〔「こじき」の動詞化〕
こじきをする。
「娘のかねが手を引道々―・いて/浮世草子・沖津白波」
- よこじく 【横軸】 (1)〔数〕 平面上の直交座標で,横方向にとった座標軸。x 軸。 ⇔縦軸 (2)横長の掛軸。
- こじ 【小師】 〔仏〕 具足戒を受けてから,10年にならず,まだ師についている者。小僧。 ; 【巾子】 〔「こんじ」の撥音「ん」の無表記〕 冠(カンムリ)の頂上後部にあるもとどりを入れる突起。 →冠
- じく 【軸】 ※一※ ② (名) 広く回転運動の中心,あるいは物事のかなめをいう。 (1)車の左右二つの車輪をつなぐ棒。車の心棒。車軸。 (2)巻物や掛物の心(シン)にする丸い棒。 (3)〔(2)から転じて〕 巻物。掛物。 「床の間に―を掛ける」 (4)筆・ペン・マッチなどの手で持つ部分。また,草の茎の部分。 (5)回転するものの中心。 「右足を―に二回転する」 (6)活動の中
- じく-じく [1] (副)スル 水分を多く含んでいて,それが少しずつにじみ出るさま。「流元なんざ湿地で,いつでも―して,心持が悪いつちやあない/化銀杏(鏡花)」
- じくじく 水分を多く含んでいて,それが少しずつにじみ出るさま。 「流元なんざ湿地で,いつでも―して,心持が悪いつちやあない/化銀杏(鏡花)」
- いこじ 【意固地・依怙地】 〔「意気地」の転という〕 つまらないことに意地を張り通す・こと(さま)。えこじ。 「―な男」「―になる」 ﹛派生﹜——さ(名)
- えこじ 【依怙地】 「いこじ(依怙地)」に同じ。 「―になる」「お互ひに―な事もしたけれど/人情本・梅美婦禰 2」
- きん-こじ [3] 【金巾子】 (1) 金箔(キンパク)を押した巾子紙(コジガミ)。 (2) 「金巾子の冠(カンムリ)」の略。
- こじか 【子鹿】 a fawn.
- こじつ 【故実】 〔古くは「こしつ」とも〕 儀式・法制・作法・服飾などの古い規定や習慣。後世,特に武家社会の先規・先例のみをさすことがある。 →有職(ユウソク)
- こじま 【小島】 姓氏の一。 ; 【児島】 岡山県倉敷市南部の地名。児島半島南西部を占める。南端の下津井は中世からの瀬戸内海の要港。学生服・ジーンズなど,縫製工業と,かつての製塩で知られる。 ; 【小島】 小さい島。おじま。
- こじゅ 【古樹】 年数を経た古い木。 ; 【孤樹】 たった一本だけ立っている木。 「松の―」
- こじり 【湖尻】 湖の水が河川に流出していく側。また,湖の端の狭くなっている部分。 →湖頭 ; 【鐺・璫】 〔「木尻」の意〕 (1)刀剣の鞘(サヤ)の末端。また,そこにはめる金物。 (2)〔建〕(「木尻」とも書く)部材の先端の総称。主として,破風板・垂木などの下方の端。 ――が詰(ツ)ま・る 借金などのため,抜き差しならなくなる。 「いかう―・つてきた/浄瑠璃・冥途の飛脚(中)」
- こじる 【拗る】 ⇒こじれる ; 【抉じる】 物のすきまや穴などの中に棒状の物などを入れ,強くねじる。えぐるようにねじる。 「方々の戸の隙を―・じて見た/疑惑(秋江)」 ; 【抉る】 〔上一段動詞「こじる(抉)」の五段化〕 「こじる(上一)」に同じ。 「戸を―・って開ける」
例文
- 軸を水平に寝かせた横軸形(よこじくがた)水車発電機は接地面積を広く占有するものの、建屋を一階平屋建てとすることができる。