こつこつ 意味
- 【忽忽】
(1)速やかなさま。たちまち変わるさま。
「此法身は其其物物に―と転ずる也/報恩録」
(2)心がうつろなさま。
「心も―としてどこへ行くやらん覚えぬやうなり/四河入海 3」
(3)我を忘れて,うっとりしているさま。
「或いは管絃或いは女色なんどを好みて―として一生如酔なる程に/四河入海 25」
- 【兀兀・矻矻】
※一※ ① (副)
地味ではあるが着実に物事を行うさま。
「―(と)現地調査を続ける」
※二※ (ト|タル)
{※一※}に同じ。
「十年二十年を挙げて故紙堆裏(コシタイリ)に―たるは,衣食のためではない/野分(漱石)」
※三※ (形動ナリ)
{※一※}に同じ。
「たれか―なりと検挙(ケンコ)するあらん/正法眼蔵」
- (1)硬い物が触れ合って発する音を表す語。戸をたたく音や舗道を歩く靴音など。
「―(と)ドアをたたく」
(2)態度がかたいさま。
「―シタ人/ヘボン(三版)」
- こつこつ働く 骨折って働く; 働きつめる; 粒々辛苦する; 辛苦する; 汗する; 辛労する; 力作する; 働詰める; 労作する; 働き詰める; 粒粒辛苦する; 労する; 労苦する
- しこつこ 【支笏湖】 北海道南西部にあるカルデラ湖。不凍湖。湖北に恵庭(エニワ)岳,南方に樽前(タルマエ)山がそびえる。
- こつこつとする人 コツコツとする人
- こつこつと叩く コツコツと叩く
- こつ 【木屑】 〔「木積(コツミ)」の略〕 木のくずが流れ寄ってたまったもの。 「鳴る瀬ろに―の寄すなす/万葉 3548」 ; 【骨】 (1) ② 死体を火葬にしたほね。 「お―を拾う」 (2) ◎ 物事をする場合のかんどころ。呼吸。要領。 「商売の―をのみこむ」 (3)芸道の奥義。また,それを会得する才能。 「天性其の―なけれども/徒然 150」 ; 【忽】 数
- てっこつこうぞう 【鉄骨構造】 主要構造部材に形鋼・鋼管などを用いた構造。軽量なので,鉄道橋・高層建築などに用いられる。1779年に建設されたイギリスのコールブルックデール橋に始まる。鋼構造。
- いこつ 【医骨】 医術の心得。 「この僧―もなかりければ/沙石 2」 ; 【遺骨】 (1)火葬にしたあとの死者の骨。 (2)戦死者などの死後に残された骨。
- いち-こつ [0] 【壱越】 日本音楽の音名。十二律の一番目の音。中国十二律の黄鐘(コウシヨウ)に相当し,音高は洋楽のニ音にほぼ等しい。
- い-こつ 【医骨】 医術の心得。「この僧―もなかりければ/沙石 2」
- かこつ 【託つ】 (1)嘆いて言う。不平を言う。 「身の不遇を―・つ」「人手不足を―・っている」「無聊(ブリヨウ)を―・つ」 (2)ほかのことを口実にする。かこつける。 「心きよく,底の光を―・つかたにも/寝覚 3」 ; 【化骨】 ⇒骨化(コツカ)
- かん-こつ クワン― [1] 【寛骨・臗骨】 骨盤の側壁と前壁をつくる骨。腸骨・坐骨・恥骨が互いに癒合したもの。外側面のくぼみで大腿(ダイタイ)骨と連結する。
- か-こつ クワ― [0] 【化骨】 骨化
- がい-こつ [1] 【骸骨】 (1) 肉が腐り落ちて,骨だけになった死体。 (2) からだの骨組。骨格。「―のうへを粧て花見かな/鬼貫句選」 ――を乞(コ)う (「晏子春秋(外篇)」より。君主に捧げた身の残骸を乞い受ける意から) 辞職・致仕を願う。
- がく-こつ [0] 【顎骨】 がっこつ
- きこつ 【気骨】 自分の信念を曲げない強い気性。 「―のある人」「―に欠ける」 ; 【肌骨】 はだとほね。 ――を驚か・す 恐怖でふるえあがらせる。ぞっとさせる。
例文
- だれかがドアをこつこつとたたいている。
- こつこつやれば受験に受かるだろう。
- 彼はこつこつ事実を調べていた。
- 彼は仕事をこつこつやった。
- 今日からこつこつ小銭を貯めて、新しいゲームソフトを買うんだ。
- 地道に こつこつ 頑張れるやつだから。
- 地道に こつこつ 頑張れるやつだから。
- お母さん こうして こつこつ 内職して
- お母さん こうして こつこつ 内職して
- んっ? 小さなことから こつこつと。