こびりつく 意味
- (1)他の物にかたくついて離れなくなる。
「かわいた飯が釜(カマ)の底に―・く」
(2)比喩的に,ある考え・光景・印象などが意識・記憶に強く残る。
「あの惨状が頭に―・いて離れない」
- びりつく (1)びりびりする。しびれる。 「正座していた足が―・く」 (2)べたつく。いちゃつく。 「ほんに素人衆はなぜあんねえに―・くしらん/滑稽本・八笑人」
- こびり付く 吸着する; 粘り付く; 張付く; 粘着する; 粘りつく; 粘付く; 附着する; 貼りつく; 固着する; 粘り着く; こびりつく; 吸いつく; 密着する; へばり付く; 膠着する; 粘着く; 引っ付く; 張りつく; ねばり着く; 引っつく; 吸付く; 癒着する; 吸い付く; へばりつく; 引付く; 張り付く; 貼り付く; へばり着く; くっつく; 付着する; 凝着する; こびつく; 貼付く; こ
- こびり-つ・く [4] (動カ五 [四] ) (1) 他の物にかたくついて離れなくなる。「かわいた飯が釜(カマ)の底に―・く」 (2) 比喩的に,ある考え・光景・印象などが意識・記憶に強く残る。「あの惨状が頭に―・いて離れない」
- こびつく こびりつく。 「お飯(マンマ)粒が二粒ばかり干飯(ホシイ)になりて―・いたるかたち/滑稽本・浮世風呂 4」
- のびりつ 【伸び率】 業績などが伸びる割合。 「収益の―」
- しほんそうびりつ 【資本装備率】 生産過程において,労働一単位に対する資本の割合。資本設備率。資本労働比率。資本集約度。
- しほん-そうびりつ ―サウビ― [6] 【資本装備率】 生産過程において,労働一単位に対する資本の割合。資本設備率。資本労働比率。資本集約度。
- よきん-じゅんびりつ [6] 【預金準備率】 準備預金制度により,市中銀行が無利子で日本銀行に預ける金額の預金残高に対する比率。
- ろうどう-そうびりつ ラウ―サウビ― [7] 【労働装備率】 労働者一人あたりどれだけの資本(通常は有形固定資産)を使用しているかを示す指標。労働の資本装備率。
- あもりつく 【天降り付く】 天から降ったという伝説から,「天の香具山」「神の香具山」にかかる。 「―天の香具山霞立つ/万葉 257」
- ありつく 【有り付く・在り付く】 ※一※ (動カ五[四]) (1)長い間求めていたものをやっとのことで手に入れる。 「飯(メシ)に―・く」「仕事に―・く」 (2)その状態が続く。その事に慣れる。 「さる方に―・きたりしあなたの年ごろ/源氏(蓬生)」 (3)落ち着く。 「 あらぬ所に渡りて,―・かず,花々ともてかしづかれ給ふ有様/狭衣 1」 (4)住みつく。安住する。長くそこに住む。 「
- いりつく 【煎り付く・炒り付く】 ※一※ (動カ五[四]) (1)鍋に入った物が焦げつく。 「魚ガ―・イタ/ヘボン」 (2)音などが気持ちをいら立たせる。 「―・くやうな其の声に/青春(風葉)」 ※二※ (動カ下二) ⇒いりつける
- うりつくす 【売り尽(く)す】 品物を全部売ってしまう。売りきる。 「在庫を全部―・した」
- かえりつく 【帰り着く】 出発した所へ戻って到着する。帰着する。 「ベース-キャンプに―・く」
- かじりつく 【齧り付く】 (1)かみつく。かぶりつく。 「リンゴに―・く」 (2)しっかりとりつく。しがみついて離れまいとする。また,懸命に取り組む。 「母親に―・く」「石に―・いてもやりぬく」「机に―・いて勉強する」 (3)地位などから離れまいとして,未練がましくしがみつく。 「社長のいすに―・く」 ‖可能‖ かじりつける
例文
- おりもののように こびりつくn弊害も多い
- おりもののように こびりつくn弊害も多い
- こびりつく すす でもあります
- また、こびりつく力の強力な汚れや分解しにくい汚れに対しても効果が発揮できない。
- なお、こういった製品を用いた際、外耳道に溶けた蝋が滴り落ちて火傷を負ったり、鼓膜に蝋がこびりつくなどの被害が頻出した。
- また、高温のガラス天板に味噌やケチャップをこぼしたままにしておくと、熱で変質し黒い塊になってこびりつく恐れがあるので放置しない。
- もう一つは、泥など足の裏にこびりつく素材の上を歩いた後に、硬い基質の上を歩いた場合、その泥などの跡が印章として残されるものである。
- しかし、断食療法を行っている医師も、腸管の粘膜は日々生まれ変わるので、このように腸管にこびりつくというような便は存在できないと述べている。
- 排水設備やボイラーなどにこびりつく「ぬめり」やヘドロ、川底の軟泥など、微生物や藻類由来の有機物と土砂やサビ等の無機物が混じった粘性のある泥状のもの。
- 繁殖に必要な餌としてはアブラギリの果実が重要で、この植物の種子に多量に含まれる不飽和度の高い乾性油のためか、標本にすると滲み出した油が松脂のように凝固して塊となってこびりつく。