ざくろいし 意味
- 【石榴石】
マグネシウム・鉄・マンガン・カルシウム・クロムなどを含むケイ酸塩鉱物。等軸晶系。粒状または塊状。色は,赤・黒・灰・黄・緑など。宝石または飾り石のほか,研磨材に利用。一月の誕生石。ガーネット。
- ざくろ-いし [3] 【石榴石】 マグネシウム・鉄・マンガン・カルシウム・クロムなどを含むケイ酸塩鉱物。等軸晶系。粒状または塊状。色は,赤・黒・灰・黄・緑など。宝石または飾り石のほか,研磨材に利用。一月の誕生石。ガーネット。
- くろいし 【黒石】 青森県,津軽平野の南東にある市。黒石藩の旧城下町。リンゴ・米を産する。 ; 【黒石】 (1)黒い石。 (2)黒の碁石。くろ。
- ざくろ 【石榴・柘榴】 ザクロ科の落葉小高木。西アジア原産。葉は長楕円形で光沢がある。初夏,枝頂に筒状で橙赤色・橙黄色・絞りなどの六弁花をつける。重弁のものをハナザクロという。秋,球形の果実を結び,熟すと裂けて種子を現す。種皮は甘ずっぱい液に富み,食べられる。樹皮を条虫駆除や染色に用いる。ジャクロ。セキリュウ。﹝季﹞秋。 〔「石榴の花」「花石榴」は ﹝季﹞夏〕
- くろい 【黒い】 (1)黒の色である。墨のような色だ。 ⇔白い 「―・い喪服」「―・く塗る」 (2)黒みがかっている。黒っぽい。 ⇔白い 「日に焼けて色が―・くなる」 (3)犯罪などの容疑が濃い。不正が感じられる。 「腹の―・い人」「―・いうわさ」 (4)よこしまである。 「―・しあかしの悟りなきが/宇津保(祭の使)」 (5)その道に精通している。玄人(クロウト)である。 「素
- ざくろぐち 【石榴口】 〔昔,鏡磨きはザクロの実からとった酢を用いたところから,「屈(カガ)み入る」を「鏡要る」にかけた洒落〕 江戸時代の銭湯で,洗い場から浴槽への入り口。湯の冷めるのを防ぐため入り口を低く作ってあり,かがんで入るようになっていた。 「道理で―が込だ/滑稽本・浮世風呂 3」
- ざくろそう 【石榴草】 ザクロソウ科の一年草。畑や道端に多い。茎は高さ約15センチメートル。葉はザクロの葉に似,二,三個ずつ輪生状につく。七~九月,枝端に多数の黄色の小花をつける。
- ざくろの実 榴弾
- ざくろばな 【石榴鼻】 鼻の頭が赤くふくれ,ぶつぶつしてザクロの実のように見えるもの。酒を飲む人に多い。鼻瘤腫。 →酒皶(シユサ)
- ざくろ石 ガーネット
- ざくろ-ぐち [3] 【石榴口】 (昔,鏡磨きはザクロの実からとった酢を用いたところから,「屈(カガ)み入る」を「鏡要る」にかけた洒落) 江戸時代の銭湯で,洗い場から浴槽への入り口。湯の冷めるのを防ぐため入り口を低く作ってあり,かがんで入るようになっていた。「道理で―が込だ/滑稽本・浮世風呂 3」
- ざくろ-そう ―サウ [0] 【石榴草】 ザクロソウ科の一年草。畑や道端に多い。茎は高さ約15センチメートル。葉はザクロの葉に似,二,三個ずつ輪生状につく。七~九月,枝端に多数の黄色の小花をつける。
- ざくろ-ばな [3] 【石榴鼻】 鼻の頭が赤くふくれ,ぶつぶつしてザクロの実のように見えるもの。酒を飲む人に多い。鼻瘤腫。 酒皶
- おもくろい 【面黒い】 〔近世江戸の通人・職人言葉〕 (1)「面白い」をもじった語。 「こいつ―・いと,かの下駄を履きて湯の中へ入り/滑稽本・膝栗毛(初)」 (2)つまらない。 「富士なくば―・からん東路/雑俳・一息」
- かい-つくろい ―ツクロヒ 【掻い繕ひ】 介添え役の女房。かしづき。「―ふたり/枕草子 92」
- くろいあめ 【黒い雨】 小説。井伏鱒二作。1966年(昭和41)刊。姪の結婚を案じる主人公を通して,放射能を含む「黒い雨」で被爆した姪の発病など,原爆による悲劇を描く。
例文
- 柘榴石(石榴石、ざくろいし、garnet)は珪酸塩鉱物のグループ。
- 競走名は、1月の誕生石である柘榴石(ざくろいし:ガーネット)に由来。
- この山は柘榴石(ざくろいし・ガーネット)の産地で、これは二上山が火山だった証拠である。