しにぞこない 意味
- 【死に損ない】
〔動詞「しにそこなう」の連用形から。「しにそこない」とも〕
(1)死ぬべき場で死ねなかったこと。死のうとして死ねなかったこと。また,その人。
(2)老人をののしっていう語。
- 死にぞこない ばか; 後生戻り; あほう
- しに-ぞこない ―ゾコナヒ [0] 【死に損ない】 (動詞「しにそこなう」の連用形から。「しにそこない」とも) (1) 死ぬべき場で死ねなかったこと。死のうとして死ねなかったこと。また,その人。 (2) 老人をののしっていう語。
- うまれ-ぞこない ―ゾコナヒ [0] 【生(ま)れ損ない】 できそこない。人をののしっていう語。「江戸者の―金をため/柳多留 11」
- たにぞこ 【谷底】 the bottom of a ravine.
- うまれぞこない 【生(ま)れ損ない】 できそこない。人をののしっていう語。 「江戸者の―金をため/柳多留 11」
- くたばりぞこない 死に損なうこと。また,その人。人をののしるときにいう。死にぞこない。くたばりはずれ。 「この―め」
- くたばり-ぞこない ―ゾコナヒ [0] 死に損なうこと。また,その人。人をののしるときにいう。死にぞこない。くたばりはずれ。「この―め」
- しに-そこな・う ―ソコナフ [5] 【死に損なう】 (動ワ五 [ハ四] ) (1) もうすこしで死ぬような目に遭う。「車にはねられて,―・った」 (2) 死ぬべき場で死を逃す。死のうとしたが,死ねずにいる。「身投げをして,―・う」
- こない 【戸内】 家のなか。 「―にはいる」 ; (関西地方で)このよう。こんな。 「こないな」の形で連体詞的にも用いる。「―に仰山もろうた」「―なべべ欲しかったんや」
- しにそこなう 【死に損なう】 (1)もうすこしで死ぬような目に遭う。 「車にはねられて,―・った」 (2)死ぬべき場で死を逃す。死のうとしたが,死ねずにいる。 「身投げをして,―・う」
- さしにない 【差(し)担い】 棒などを使って二人で一つの物をかつぐこと。差し合わせ。 「―の駕籠(カゴ)」
- あて-おこない ―オコナヒ 【宛行・充行】 所領や禄物などを与えること。あてがい。
- いい-そこない イヒソコナヒ [0] 【言(い)損ない】 言いそこなうこと。言いまちがい。
- おこない 【行い(行ない)】 (1)一定の方法や習慣に従って物事をすること。行動。 「慈悲の心を―で示す」 (2)日常の生活の仕方。品行。身持ち。 「日頃の―が悪い」 (3)一定の作法に従ってなされる仏事や神事。仏道の修行。 「―よりほかの事なくて月日を経るに/源氏(明石)」
- おこない-がち オコナヒ― 【行ひ勝ち】 仏道修行ばかりすること。「行く末短う,物心ぼそうて,―になりにて侍れば/源氏(柏木)」
例文
- 『死にぞこないの青』(しにぞこないのあお)は、乙一の長編小説、及びこれを原作とした漫画作品、日本映画である。